正真正銘の野良写真でござる!!
寡黙で地味な被写体でありますが・・・
野においても忘れられがちな草ですけれども
一つ一つは地味ですが群れて咲けば・・・やはり地味か?
お日様カモーンと心で叫びましたが・・・
ああ、エノコログサに禁じ手の添え物を入れてしまった
たかがエノコログサ、されどエノコロクザ、とは、写真愛好家の間では良く言われる事でありましょうか? まっ、そんなことを言うのは少数派ではありますが、アレです、エノコログサは山野草を撮る人であれば一度は通る試練の道である事は確かでありましょう。
一説には、エノコロ三年柿八年、とも言うようでありまして・・・まっ、嘘ですけど。
しかし、エノコログサは難しくも、撮れた時にはどんな色鮮やかな草花にも勝る輝きを放つ訳でして、不詳このオヤジも、エノコログサの輝きに見せられた独りなのでありました。
で、まぁ、本日のお写真の出来映えは、お日柄が良くなかったと言う事でして、あまり褒められた物ではありません。
ナント申しましても、エノコログサは夕日で撮れと彼の有名なルイ・ジャック・マンデ・ダゲールも言ったとか言わないとか・・・まっ、絶対に言ってないんですけど。
しかし、野の草花は良いモノであります。
腐る程咲いていましても、一つとして同じ顔の物は無いのであります。
野の草花の魅力は・・・一つ一つが違ってみせる個性でありましょうか?
うまく言えないんですが「自然」がそのまま伝わってくる感じがします。
そのときの空気や、風とか、木々のざわめき、虫の気配。