二日酔いです

だから、終バスに間に合うように吞めと、自分に言い聞かせて行ったのに・・・酒にだらしの無い性格の私はやっぱし二次会まで行ってしまうし、行けば呑んでしまうのでありました。

でも、理性の欠片は残っていたので電車には間に合ったんですが、財布の問題よりも肝臓とか身体全般の問題ですね。

で、某ブログでは見たことも無いような豪華なご馳走が食べ残される様子が掲載されていましたが・・・夢のようだなぁ～と、ため息が出ます。

うちらの新年会は飲み放題3500円120分一本勝負・・・見たことも無い銘柄の一升瓶が一本付くコースでありました。

で、食べ物は・・・まっ、絶対に余らないとは言えない微妙な配分でして、流石に飲み放題で3500円だよな、であります。

で、食べ物が余る理由は、酒のつまみにならない物であるから、と私ゃ思うんですが、一升瓶を傍らに置く輩はサラダとか草の類は食わないんであります。
同じ草類なら漬物にしてくれればナンボでも食うのになぁ～と、金は渋るくせに贅沢は言う訳です。

自分も人様が遊んでいる施設で働いているんで思うんですが・・・人の遊びを支える職業ってもっとお手当てが高くて良いと思うんですけど、賃金は安いですよね。
まっ、誰にでもできる仕事で特殊能力も要求されないとなると低賃金でも仕方が無いと言われると反論は難しいですけど。

で、考えたんでありますが、日本でも飲食業やらサービス業にもチップ制を取り入れたらどーだろうか❓

家の婆さまなんかは旅館に着いてお茶を淹れてくれる人が来ると必ず包みを渡していましたけれども、それを見て事情を知っている自分らでも今はやっていない訳です。

と、云う事で日本にもそういう習わしはあったんですけれども、完全に消えた感じがしますよね。

で、お会計の伝票で抜かれたんでは店の儲けの上乗せになる心配があるんでやっぱしチップボックスを置いたら良いと思うんであります。

昔、ダイビングサービスの真似事をやっていた時、ボートと店の柱に箱をくくりつけてチップを入れてもらっていましたが、少ないお客さんでもそこそこ入ったもんでありました。

なのでレジの脇にチップボックスなど置いて銭を集める・・・もちろん裏方も含めた現場の人たちだけで分配するというのはドーでしょうか❓

小銭もたまれば山となる・・・と、思いますけど。

まっ、一部では見掛けた事も有りましたけど一般化すれば良いのにと・・・。


帰りの電車は実は最終の二つ前でありました。
駅について時刻表を見てびっくり・・・へぇ～12時過ぎに出る電車があったんだ、と。

自分の乗る仙山線は仙台駅から山形駅までの路線でして、昔からの由緒ある鉄道であります。
が、今は山形まで行く便は少なくなり、仙台市の北西部の都市型電車と化した訳であります。
なので夜遅い列車は愛子駅までの便になる訳であります。

で、昭和の終わり頃までは仙台駅を出ると次が北仙台で、次が自分が降りる陸前落合でありました。
しかし、北仙台と落合の間に国見駅というのができたのを皮切りに全部で6駅も挟んでいるのであります。

料金は陸前落合まで260円であります。
因みにバスだと660円もするのであります。

あっ・・・バスでも面白いことがありました。

ほぼ始発になる自分の団地で2名が乗り込んだ後は仙台の旧市内まで乗降客は皆無でありました。

で、街場になり乗降が頻繁になって気がついてそこからずーっと観察したんですが、降りる客は全員「ピッ」と何かを器械にかざして降りていく訳です。

で、ぴっとなった後に出る表示を見ていると残高が出でいるんでプリペイドカードが財布やらに仕込んであって読み取られていることが伺えたんですけれども・・・それって何ぞや❓であります。

自分は以前はバスカードの3000円を買っていたんですがそれは廃止になり新しい物になったようなんですが、新システムの正体は不明であります。

で、自分は乗る時に乗車位置を示すカードを取り現金六百六十円を支払って降りたんですが、終点で最後に降りた自分以外に現金の乗客はいなかったという普及ぶりに驚愕でありました。

そーなんだよなぁ・・・陸前落合で吐き出された大量の人も改札では何かを器械にかざして通っていく訳であります。

が、自分は相変わらず切符を入れて通るので僅か半呼吸分遅れるんであります。
そーすると安定した流れに少しですが引っ掛かりができ、ずーっと開き放しであった扉が自分の所で閉まるんであります。

こんな時にふと思う訳です・・・ああ、こうして自分は時代に取り残されていくんだろうか、なんてね。