話が違うんだが!!!

いや、世界の事情ってのは一方的に見聞きしてもわからないもんですね。

あれです、日本でも外来種が在来種を駆逐してアーコリャコリャって騒ぐんですがその逆があったとは考えたこともありませんでした。

なんとなれば日本は人種も含めて植物も動物もひ弱でおとなしく大陸の人や生き物と勝負なんて勝ち目は無いものと思っていたわけであります。

しかし、現実は・・・↓　であります。

【ゆっくり解説】海外で暴れている日本の生き物8選【逆特定外来生物？】

①コイ　アメリカで大繁殖して在来種の卵や稚魚を食い荒らす
②葛　アメリカで建物までぶっ壊して侵略的外来種に指定される
③イタドリ　イギリスでコンクリートを突き破って「世界の侵略的外来種」にノミネート
④ススキ　セイタカアワダチソウに競り勝ちアメリカで大繁殖
⑤金魚　アメリカの湖に捨てられて体重4キロまで巨大化し生態系を乱しまくる
⑥タヌキ　ヨーロッパで雑食の強みを生かし何でも食いまくって荒らしまくり
⑦ワカメ　世界中の海域で大繁殖し養殖業や漁業に大ダメージを与える
⑧オオスズメバチ　アメリカで巣が発見され現地は大パニックになる

笑っちまうのはセイタカアワダチソウとススキの戦いであります。

セイタカアワダチソウは日本では厄介な外来種と言われたんだけれどもその勝負は既に決していて大概の地方でススキの勝利が見えているわけです。

で、もっと笑ったのはワカメであります。

船のバラスト水として世界各地にばらまかれたそうですが、これが繁殖したら喜ばしいと思うのは世界でたった二カ国だけで、日本と韓国しか食わないと言うから驚きです。

しかし、もっと驚くのは、海藻類を腸内で分解吸収できる酵素を持っているのは日本人だけなんだそうであります。

なので外国人は海藻をたくさん食べたら腹を壊すんだそうで、ハゲに効くからワカメを食えなんてのは拷問に等しいのかと思う次第であります。

いや、なんでそんな酵素を持っているかと言うと、唯ひたすら長い年月食い続けたので身体が適応したと言うことだそうであります。

と、言うことは、俄かに海苔巻きとか食うようになってもダメってことなんですね。

さて、日本で一番凶暴な生物はと言うと、私ゃ人間だと思うのはさておき、やっぱしヒグマと言う声が聞こえそうな気がします。

しかし、あれは北海道にしかいないし、実際襲われて死ぬ人は稀なので年間25人程度は殺られるスズメバチが事実上のチャンピオンだと思うのであります。

で、特にオオスズメバチは最初から怒った顔で迫ってくるし、近づくとカチカチと牙を鳴らして威嚇するしで、性格も相当ヤクザだと思うんであります。

しかし、日本人にはスズメバチバズーカジェットなどの武器がありますのでいざとなれば戦えますがアメリカ人はドー対処するんでありましようか?

やっぱしアレ、ビリーザキッドの国ですから、コルト45を腰から抜いて撃ち落とすのでありましょうか?

まっ、オオスズメバチは時速40キロで飛ぶんで当たらないと思いますけれども、しかし厄介なものが住み着きましたね。

と、言うことで、日本人と日本の生き物は世界的に見たら虐げられる方の種だと思っていたんですが、どーしてどーして結構な勢いで世界に迷惑をかけていると思うと少しスッキリしませんか、なんちゃって。