じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

好き嫌い

2016-05-07 16:14:03 | 日記的雑談
好き嫌いが激しい私・・・特に人間に対してそれが顕著であります。
しかも、女性へのストライクゾーンはほとんどボールは無いと言う感じなんですけれども、男性となると私のストライクゾーンはお隣韓国の政治姿勢のようにカメレオン的であります。
しかし、好き嫌いはいろんな要因で変化するようでして、近頃では、ナント申しましょうか、グレーゾーンとでも申しますか、好きじゃないけど嫌いじゃない・・・いや、それならドーでも良いのかと言うとそうでは無いと言う微かなこだわりは有る訳でして、まっ、面倒臭い奴なんですね、早い話しが。

しかし、年齢を経るにつれ食べ物の好き嫌いは激減しましたね・・・そんだけ味覚が鈍化したと言う事なんでしょうか?
今だと毒を盛られても平気で喰っちまう感じでして、毒味のある苦い物とかが殊の外好きな感じであります。
いや、辛さは痛点で感じるらしいんでそれは暴力反対の立場から歳を経ても馴染めない訳ですが、わさびは年々量が増えると申しますか、お刺身の時など下品と言われる食べ方で、醤油皿に大量に溶いてべちゃべちゃにして食べるのであります。
しかも、ドーしてなのか不可解なのですが、子供のように醤油を垂らすんですよね・・・こうして、昔し嘲笑しつつ眺めていた「汚ねぇ喰い方すんなぁ~」と言う年寄りになって行くんでありましょうか?

まっ、女性の好み・・・好き嫌いなんてのは年齢的にドーでも良くなっちまったと言いますか、もう既に子孫繁栄の意思は霞んじまいましたんで・・・いや、断じて放棄した訳ではないのでありますが、本音を言えば土俵に上がれる自信は無いのであります。
で、そう言う観点で女性を眺めますと、若いこのピチピチ感は言うに及ばず大好きでありますが、熟女や熟れ過ぎの感の有る女性は別な方向で魅力的であるな、なんて思うようになった訳であります。

で、只今、自分でも驚くような変化としまして「趣味園芸」に大きく傾いている訳であります。
元々自然は好きな私でありましたんで草花には馴染んでいた訳であります。
しかし、主義としましては「手にとるなやはり野におけ蓮華草」派でありまして庭に植えられた草花に興味など湧かなかった訳です。
と、言うよりも鉢植えの植物は花そのものよりも植木鉢と言う閉鎖的環境で花を育てて愛でたい人の心境を鬼であるな、とさえ思っていた訳であります。
愛玩のために品種改良された植物は美しくは有るけれども、どこか不自然と申しますか・・・アレです、その昔し、夜の街で出会った華やかな女性の姿にダブっちまうのでありままして、まっ、そう言う思いがした訳であります。

ところが、今の私はドーでありましょうか?
本日はお日柄が良く無く時折強い雨が降る、庭いじりには向かない日であったにも拘らず、私は草むしりをしたりミックスサラダ野菜の種蒔きをしたり、葡萄棚に添え木を増やしたりなどした訳であります。
で、自分が植えた訳でもない花たちではありますが、既に枯れて見られなくなった花に思いを馳せつつも、新たに咲き誇る次の花たちに心を時めかせている訳であります。


雨が降り風が吹くたびに花が少なくなる


自分の一番好きな花になった ハナミズキ


今一番勢いのある サツキ

で、問題なのはキンモクセイの木であります。
昨年来、私は邪魔だから切り倒してしまおうと何度か言っている訳であります。
そしたら、今年は木に勢いが無く葉っぱが枯れ気味で花芽が見えない感じなんであります。
いや、私には分かるんです・・・キンモクセイはいつ切り倒されるのかと日々怯えて暮らしているのであります。
なんて罪な事をしちまったんだ、と、思いつつ、先ほどキンモクセイに枝払いはするけど切らないからな、と、言ってやった訳です。
まっ、キンモクセイが返事をする筈も無いんでアレなんですけれども、確かにそんな感じは受けた訳であります。
今年も秋になったらあの香が楽しめるように・・・手入れなどしてやろうと思う訳であります。

2年前なら迷わず切り倒していたんですけれどもねぇ。
喰えないキンモクセイよりもリンゴでも植えたい私であった筈なのですけれども・・・これも無常でありましょう。


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