じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

今日は旗日で 罵詈雑言

2021-11-03 17:10:46 | 野良と庭の写真
選挙、終わりましたね。

まっ、マスコミの事前の吹かしは殆ど外れ特大ブーメランは立憲民主党の、それも枝野の脳天に突き刺さったと言うことで目出度い限りであります。

しかし、甘利さんの選挙区での落選は痛かったであります。
まっ、別の形で活躍してくれると期待してます。
で、麻生さんが引き止めたけれども、とニュースが出ていましたが、甘利さんの引き際の速さが無かったら枝野は居座ったかも、と自分は思います。

あれです、枝野がいなくても蓮舫が居残っているんで甘利さんを追求ってのは間違いなくあるでしょうから此処は良い選択だったかも・・・まっ、分かりませんけど。

そして、何より小気味好いのが立民の辻本が比例復活も無く消えたことであります。
辻元が消えたのは維新の伸びのお陰と思いますが、維新の伸びは公明党の存在を危うくすると思うので今後が楽しみであります。

で、悲しいのは、宮城五区で落選した森下千里であります。
地元で盤石の安住がいる五区には誰も立ちたがらないわけでありますが、森下は敗れたとは言え善戦し安住81000票に森下61000票と肉薄したわけであります。

いや、近頃では此処まで票を取った人はいなかったと記憶してお乗りますが、まっ、いいでしょう。

で、宮城二区で立民の鎌田さゆりに負けた秋葉賢也が比例で復活しているんだけれども、こいつがもう少し頑張っていれば森下が、と、私は思いますが、まっ、いいでしょう。

しかし、この度の選挙でしみじみ思ったんですが、日本国民と言っても様々な考えの人がいるもんだとつくづく感じた次第であります。

なんたって屁の役にも立たない鎌田さゆりが当選しちまうってのが驚きでありまして、投票した人に理由はなんでかと聞いて見たい心境であります。

まっ、それを言っちゃぁお終いだよって話ですが、そもそも野党の一議員がどんな公約を出しても実現できる可能性はとても低いわけでして、実績を見たら話にならないはずなのに・・・なんで? なんちゃって。

あれです・・・選挙直前の、とくにゲンダイの記事では政権選択選挙とか、政権交代選挙なんて駄法螺を吹いていたわけですが、それらマスコミはドン外れの嘘記事の検証や謝罪も無く、次の嘘を書き連ねる始末であります。

しかし、この度の選挙結果を見るとマスコミの洗脳は余程のジジ・ババにしか効かないと言うのが見えたわけで、これも目出度い事であります。

あれです、外国人への参政権云々はとりあえず置いといて、言いたいことは、見出しにある「与野党」の文言であります。

この場合の与党は公明党でして、私の中ではなんでこれが与党にいるんだ、であります。

いや、与党内部では公明党が足かせになっているわけですが維新が伸びたお陰で公明党の存在がとても薄くなるのは必死であります。

できればこの維新の勢いを自民に引き込み、公明党を追い出したら・・・と思いますが、そー簡単な話ではないんでしょうね。

おおっと、お風呂が沸きましたので、んじゃ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小牧野遺跡へ行った

2021-11-03 15:38:51 | 縄文時代の話
2021年11月1日 月曜日

世界遺産である北海道・北東北縄文遺跡群の一角を占める小牧野遺跡の「青森市小牧の遺跡保護センター」小牧野館に行ってみた。

仙台からは距離にして380キロほどと少し遠いが東北自動車道を利用すれば4時間30分ほどで行ける。
時間距離としては然程の事では無かった。

と、言う感じで真面目に縄文施設を訪ねたわけですが、私ゃ縄文の学び舎・小牧野館を拝観し、これまでの縄文時代に関する認識を大きく変えた次第であります。

その感覚は、縄文人とは友達になれる、でありました。




平成24年閉校の野沢小学校を利用している

なんと申しましょうか、縄文時代の施設の多くは入館料無料というのが多く、料金があったとしても200円とか300円と安いのが常だと思うのであります。

まっ、金を取ったら誰も見に来ないと思しき施設も無きにしも非ずなのでそー言うことなのかとも思いますが、まっ、いいでしょう。

自分の小学校より近代的であります

閉校になったとは言え外観も内部もまだ綺麗で明日にでも再開できる雰囲気が漂っていました。

尋常小学校の卒業証書には 「平民 」の文字が

さて、小牧野遺跡とは縄文後期前半(4000年前)の環状列石を主体とする遺跡であります。
大規模な環状列石は土地造成がなされており、縄文人の土木工事の実態を知る上で重要な遺跡であります・・・と、パンフレットに書かれています。

環状列石は祭祀に関連するらしく貝塚遺跡とは違った出土品が見られます。

縄文人のウンコの化石 糞石

なぜにウンコが溶けて流れず化石になったのかは分かりませんし、どうしてそれがタヌキなどの動物の物で無く縄文人だと分かるのかも謎ですが、まっ、いいでしょう。

しかし、私は糞石に付随する説明を読み目からウロコが落ちたのでありました。

縄文人は野糞が常であったらしく用足しの後は生えている葉っぱで始末したそうであります。
自分は野山で経験済みなのでどのような葉っぱが適しているかは経験で知っていますが、それは縄文人と共通でありました。

適応する葉っぱはヤマブドウ・ヨモギ、そしてフキでありますが、此処に驚愕の事実があるわけです。

フキの語源は、尻拭きだったと言うことで一人きりの館内で腹を抱えて笑いました。

手の平サイズに精密な文様

縄文中期の板状の土偶

奥の遮光機土偶は晩期 手前は縄文後期

縄文時代と一口に言ってしまうのは乱暴だと思うようになった理由が土器や土偶の制作精度の違いであります。
それもその筈、中期と晩期の間には2000年もの時間があるのですから粘土細工も上手になって当たり前です。

しかし、同じ晩期の土器や土偶にはとても稚拙なものがある一方、遮光機土偶の名品に見られる精巧な作りと仕上げもあるわけです。

そこで、名品はお使い物であり、雑なものは家庭用なのかと思うのであります。

お使いものというのは祭祀用であったり贈り物かと思うんですが、まっ、いいでしょう。

写真の中に縄文晩期の「注口土器」がありますが、これの重厚な質感や精密な文様は素晴らしいものですが、考えさせられたのは用途であります。

祭祀用との見方が大方のようですが、私は異を唱えます!!!
これは尿瓶です・・・と言うのは小さすぎてダメなので、病人や年寄り用の「吸い飲み」であったと思うのでありますが、如何でありましょうか?

ええっ? 展示の際にそうとも書いてある、ですか?
いや、自分は見てないのでオリジナルです!!!

なんと申しましょうか、これが吸飲みだとすると病人や年寄りを慰り大切にしたから精巧な作りの土器をあてたと思ったわけであります。

と、そんなわけで、ここには2時間弱滞在してじっくり見学させていただきました。
まっ、他に見学者がいなかったので好きなように見られたと言うのもありまして、土器や土偶を見ながらなぜその形なのだ、と考えさせられる展示と言いますか、自分としては好きな施設の上位に入りました。

と、言うことで、次は大御所「三内丸山遺跡」であります。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする