じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

Dangerous town  murder

2015-07-16 21:43:41 | 日記的雑談

Murder case・・・?


立ち入り禁止のテープに大勢の警官


近寄ってみると血を流した女性が・・・

いや、物騒だと言われるマニラですけれども、まさか、真っ昼間の公園で殺人事件とは・・・驚きました。

大勢の警官が、流石に殺人慣れしているフィリピンという所か?結構のんびりと動いていた。

今を去る事10年ほど前、セブのペライズストリートの横断歩道で初老の男がヒットマンに撃たれた場面に出くわした事が合った。

男が横断歩道を渡るのを私はすぐ脇のレストランの入り口で見ていた。
友人が道を渡ってくるのを待っていたのだ。

すると、二人乗りのバイクが一台するすると脇に近づくと、後ろの男がバイクから飛び降りて初老の男に向けて発砲した。

銃声とともに「伏せろ」と誰かが叫んで周囲の人は伏せるなり物陰に隠れるなりしたのだが、私は言葉の意味は分かった筈なのに体が動かずに突っ立っていた。

周囲がざわめきだして撃たれた男の所に人が近寄った頃になって私は我に返った。
当然銃撃の犯人はとっくにバイクで逃走していた。

人が撃たれるという事に現実味が無い私は意識の訓練がなされていなくて反応できなかったのだが、フィリピン人は見事に身を隠した。

撃たれた人は軍人上がりの政治家で、政敵による殺人らしいと後で聞いたが、その後も何度かヒットマンが起こしたらしい殺人時のニュースは聞いた。

だが、こんな話は序の口で、自分が撃たれた事もあるのだが・・・まっ、弾は当たらなかったので生きている訳であります。
端折って話すと・・・セブシティーのCity銀行で大金を降ろしたとき、金をバックに閉まった途端にひったくられ、追いかけたら撃たれた訳です。
その時、出入り口にはセキュリティーが実弾入りのショットガンを持って立っていたのに、彼は追いかけようとする私を撃たれるから止めろと静止した訳です。
後でよくよく状況を整理してみると、このセキュリティーこそが肝で、大金を降ろした外国人がいるという情報を流し、逃走も手伝った・・・だから彼は犯人を撃たずに私を止めようとした・・・と、しか思えないのでありました・・・盗られた金額ですか? まっ端金です。
で、撃たれた私は・・・腰を抜かしそうになりつつも植え込みに飛び込んで隠れました。

さて、この写真は、ナンて事は無い、警察の訓練でありました。

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フィリピンの乗り物(野良写真)

2015-07-16 14:21:47 | 2015 フィリピンの旅

特別変わった物も無いんですが


これ、何度も出してますジプニーです

戦後、ジープの改造から始まったと言うのはホントか嘘か知りませんが、
ボンネットがあるのがジプニーだと、マニラの人は言い切ります。
と、言う事は、マニラ以外ではボンネットの無いジプニーもあるのか?
そーなんです・・・マニラ近辺でジプニーと言う時にはシステムもそうなんですが、ボンネットトラック型じゃないと認めない訳です、が、他所の地方ではシステムをジプニーと呼ぶ訳で、キャプオーバータイプのトラックを改造した近距離乗り合いバスも含めてジプニーと呼んでいます。


カレッサ=馬車です

なんぼフィリピンでもこんな物が実用的に使われているほど辺鄙ではない訳です。
しかし、閉鎖的な観光地でしか見ないのかというとそうでも無くて、観光客を乗せて普通に街の中も走る訳です・・・結構迷惑な存在だと思うんですが、他人の仕事に文句を言わないフィリピンらしい文化で、馬が馬糞を落としながらテレテレと走って邪魔でも後続の車が怒り狂うなんて事は絶対にない訳です。
しかし、お気をつけ下さい・・・恐らく、フィリピンで一番高い乗り物がコレだと思いますので。


まだ完成していない自動改札機

マニラには三本のLRT(ライト レール トレイン)があって、最後の一本は日本のODAで完成し、マニラ市内循環が出来上がったそうであります。
自分はエルミタにいたので、一番古い1号線に乗るべく駅に行ったのですが、自動改札機を取り付ける工事中でそこの入り口は閉鎖されていました。
で、違う入り口から乗ろうとしたのですが階段まで人の列が出来ていたのを見て諦めました。


ちょうど新しい車両が来たところ

いや、自分は鉄道マニアではないのですが少しは好きなんで乗ってみたかった訳です。
しかし、市内を移動する手段としてLRTが一番安いのでとにかく混む訳です。
朝夕のラッシュとか、そう言うのは無関係で一日中混んでいるようでありました。
とくに自分が乗ろうとした駅は、近くに船員の登録所や職安のような施設が多く、人の往来が激しい所だった訳で、見ただけでげんなりする凄まじい混みようでありました。


庶民の足 ジプニーのメーターパネル

ジプニーはフィリピン人の誇る文化であり、アートでもある訳です。
なので、ジプニーのドライビングコンテストや、アートコンテストなどが行われていまして、ドライバーは自分のジプニーを仕事の道具以上に可愛がっていたりする訳です。
このジプニーはメーターパネルやらボンネットをピッカピカにしていて、相当金が掛かっている模様でありました。


ドライバーは真剣です!!!

ジプニーは市内のあちこち、縦横に走っていて、フロントガラスに行き先が書いてあり、また、路線は番号で分かれていて、それも記してあるのですが、旅行者には分かる筈も無く、方向だけ合っているジプニーを停めては行き先を告げて乗れるかどうかを確認しました。
ジプニーは折り返しなので、最初から最後まで乗っても一区間として8ペソ・・・約25円です。
このドライバーに、金の掛かった車だねと言うと喜んでいました。


ラビットと言う会社の路線バス

アンヘレスに行くにはいくつものバスがある訳ですが、安くて便利なのがラビットのバスだと聞いたので利用しました。
マニラのバスは会社ごとにターミナルが異なる場合が多いようで、行き先が同じでも乗り場はそれぞれでありました。
いや、セブ辺りだと、南へ行くならサウスターミナルで、全部の会社が乗り入れているのでフィリピン全土と言う事も無いと思います。
でも、やっぱし基本は会社ごとなんですかね?
写真の赤いTシャツの人はお客でも乗務員でもなく、停車中に水とかピーナッツを売りにくる人です。
すべてのターミナルで漏れなく、どのバスにも物売りは回ってきます。


エアコンバス 140ペソ

バスは相当古いんですがエアコンが効いてわりと快適です。
ラビット以外のバスはアンヘレスの少し手前のダウと言う街で降りる事になり、そこからまたジプニーかトライシクルかタクシーと言う事になります。
自分はアンヘレスのど真ん中のウォーキングストリートの入り口で降ろしてもらい、此所から真っすぐだと言うのを信じて歩きました・・・15分かかりましたけど、間違いなかったです。


おんぼろジプニーと爺さんドライバー

少し違う路線に乗ってしまったのですが、他にお客がいなかったからか、乗り換えに分かりやすい一つ先の角まで行って降ろしてくれた爺さん。

フィリピンは治安が悪い代表国のように言われますが、時と場合によりますし、基本的には皆して優しい、親切な人の多い国です。
道など聞くととても親切で、自分が分からないと誰か他の人に尋ねてまで教えてくれたりします。

どこの国にも色んな人がいる訳で、フィリピン人は明るく親切、で、タイ人は静かに親切・・・アジアは結構皆して親切だと思いますけど。

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雨ですけど

2015-07-16 10:37:11 | 旅の記憶
雨季とわかって来ている訳ですけど、現実に雨を見ると、なんてこったいと憤ります。
バイクを借りて出て来たものの、ガソリンを入れたら雨が強くなって参った。
只今ロビンソンデパートでコーヒーを飲んで雨宿り。

女子校生が辺り一面に散らばってハシャグ姿など眺めて所在無し、であります。

参ったなぁ?思惑、外れっ放し!


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湿った心

2015-07-16 00:16:25 | 日記的雑談
フィリピンは今は雨期で、中でもルソン島は割としっかり雨期らしくなる・・・らしい。

自分がいたビサヤ地方島は雨期がはっきりしなくて、ルソン島よりももっと熱帯しているのか、夕方の激しいスコールがメインで日中は晴れる事が多い。

フィリピンに着いて今夜で三晩め・・・曇り時々雨の毎日。

昨日は夕方降って、だから外に吞みに行くのも止めてコンビニで缶ビールを買って吞んで寝た。

今日は、バーに行って吞んだけれども、帰り道で雨に降られた。
と、言っても走って三分程度の距離なのだが。

でも、こういう天気だと気持ちも湿ってしまう。
明日、どーしようと思っても、雨を計算に入れると動きは限られるし。

本当ならレンタルバイクを借りてピナツボ山に行きたいのだけれど、雨じゃなぁ・・・と、二の足を踏む。

ナンだか湿っぽいよなぁ・・・この街には手近に観光もなさそうで、遊びと言えば、夜の方だけがお盛んな街だから。

此所から歩いて10分のウォーキングストリートには24時間空いているバーがあって、喧噪は時に気違い染みている。
でも、そんなのは一部の人気店だけみたいで、自分が好む場末の小さなバーは、ドアを開けたとたんに、ああ、紛れも無いフィリビンだ、と言う感じの締まりのない空気が充満していてホッとする。

5年間封印していたフィリピンにとうとう来ちまった・・・ああ、なんてだらしない国なんだ、何もかもがいい加減で緩い。

この曖昧な空気の中に身を委ねちまうと、自分を律する気持ちなど木っ端みじんという感じに吹っ飛んでしまう。

バーの若い娘と話をしていたら、ほとんど忘れていたビサヤ後がヒョイヒョイと出て来て自分でも驚いた。
そうなると調子込んで酒が進んで良からぬ方向へ行くのが常だったが、流石に歳を食ったようで、10時前にホテルに戻った。

こういう街の安宿は、ほとんど連れ込み宿のようで、キングサイズのベッドにピンクの間接照明が艶かしい。

浴槽があるからという理由で選んだのだが・・・この雰囲気にたった一人は気持ち的に湿っぽい。
だからと言って隣に誰か居られるのも煩わしくて嫌なのだが・・・歳食ったなぁ、と、しみじみ思う。

明日・・・さっき吞んでいたバーの娘が昼飯を奢ってくれというんで、一人で食うよりは楽しかろうとOKしたのだが、半ジジイが若いフィリピン娘を連れていたら、やっぱりそうとしか見られないよな、と思うとナンダカナァ~、と、後悔している。

恍けても良いのだが・・・でも、嘘は良く無いし。

明日・・・晴れないかなぁ・・・バイクで遠出がしたい。


コメント (2)
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