解せないんだが・・・

いや、沖縄が晴れているのは判っているんだけれども、とてもあそこまで行く事は適わない・・・気力体力金力と三拍子ともに欠けている訳です。

まっ、沢山在る選択肢の中で一番真っ当なのは「どこへも行かない」ナンでありますが・・・あっしは所詮根無し草でごザンス、止めネェでくだせぇ～と、言う事で、誰も止めてくれないんで遠くへ生きたい、になっちまう訳であります。

雨から逃れてバイクで走る・・・沖縄がダメなら北海道か？
と、言う事で、コレから10日間くらいの天気を読んでみたら、次の日曜日・・・7月５日頃がナントナクお日柄が宜しい感じな訳です。

仙台を土曜日に出るか？　日曜日に出るか？　
で、10日あたりまでは悪くても降水確率30％でありまして、まずまず悪く無いのであります。

で、総予算が2週間で3～4万円と言う事だと太平洋フェリーには乗れないんですけれども・・・いや、ネット割りでも片道で15000円くらい飛んじまいますから。

まっ、乗らないんですけれども・・・と、言うより乗れないんですけれども、料金とか時間割を調べてみて「解せないんだが・・・」となった訳であります。

いや、瑣末な事なんですが、仙台～苫小牧は600キロ弱なんですけれども、800キロ弱の行程が有る仙台～名古屋よりも高い訳です・・・正確にはアレですが、距離が遠いのに2000円くらい、高いと言う不可思議？　解せませんなぁ～・・・まっ、需要と供給の釣り合い言うヤツなんでしょうけれども・・・売り手市場は嫌いです、ナンチャって。

まっ、仙台～青森まで370キロですか？　原付二種のカブッチで力走して行けば「津軽海峡フェリー」が頻繁に走っているんで片道4500円くらいで行ける訳です。
本物のツーリングの人達は本州最北の「大間」を目指して函館に渡るんでしょうけれども、私しゃ大間の海岸でキャンプして馬の糞まみれになって以来あそこは鬼門となっていますんで近寄りませぬ。

知ってますか？　大間の先の尻屋崎の早朝って、寒立馬で有名な野良馬が大挙して馬糞を巻き散らかして走り回るんですゼ・・・まっ、放牧されている馬でして野良では無くて寒い時期の風物詩ですけれども、夏に見てもそこそこ感動的では有ります・・・シツコイですが、馬糞だらけですけど。

まっ、函館からは海沿いに稚内まで北上して利尻島に行ってウニ丼を喰ったら直ぐに戻ると言う、概略は単純な計画なんですが・・・途中で簡単な山を幾つか拾って登って行きたいと企んでいる訳です。

只今、鋭意それらの情報を調べていた訳なんですけれども・・・船とか宿は結構混んでますね。
万が一雨だったらテントは嫌なんでカプセルホテルとか無いかと探したら、そもそも、札幌以外には該当が無い訳でして・・・雨振ったら辛い度になるけど・・・本当に行く？　と、自己問答している訳であります。

いや、一週間かけて東北を回ると言う手も有るな・・・無料の山小屋完全把握済みの東北・・・新鮮みは無いが馴染みの安心感は気楽だ・・・要所要所に知り合いも多い・・・飯くらい奢ってもらえるかも？　晩飯喰いながら考えよう。

個性・・・

個性って、ナンだろう？

コ　セ　イ・・・私は、人にはセコイと言われた事は有りますが、個性には自信が有りません。

だって、性格はいたって温厚で柔和、人見知りはするモノの社交性を欠く事も無く、だからと言ってナニにでも迎合する程のお人好しでも無いと言う、至極「普通」の・・・そう言う人に私はなりたい？

いや、偏屈で頑固、意固地で臍曲り・・・嫌な性格では有りますがそれが個性かと言うとそんな事は無い訳です。

ナンと申しましようか、全ては相対と言う事で、私と対極にいる人がいない事には私の個性なんてのも浮かび上がらないと思う訳です。

個性って自己主張とは違うよな、と、思う訳です・・・滲み出るもの？
私の場合だと、隠しようの無い、溢れ出る教養？　ナンて事を平気で言う能天気が私の個性か？

いや、私は60年間生きてきまして、自分と同じ人にはあった事が無い訳です・・・で、女房と同じ人にも会った事は無い訳です。
相当な数の人と接しましたが、あの人とこの人は何もかも一緒だと言う人には出会っていないと言う事は、恐らく、何もかも同じ人なんてこの世に二人は居ないんじゃないかと思う訳です・・・要するに人は全員が異質、で、個性的なんて表現は無意味だ、と。


未だ小さいとは言え普通に丸いスイカ


未だ小さいのにもう瓜のような形のスイカ

いや、苦労しました・・・へっ？　スイカの育て方じゃ有りませんよ。
同じ日に植えた二本のスイカの苗の育ち方の違いに驚いて、もの言わぬ植物、スイカなんてモノにも個性とか主張ってあるのかな？　ナンて事を考えて書き始めた訳なんですが、いや、まっ、そう言う訳で支離滅裂は毎度の事、と。

身も心も・・・

身も心も・・・捧げてみたい？
身も心も・・・ボロボロ？
身も心も・・・ダメだ、続かない!!!

いや、身も心もクタクタ、と続ける前振りのつもりだったんですけれども、身も心もナニするモノって草々無いモノですな。

まっ、身がクタクタなのは自転車を漕いできたからでして、心がクタクタなのは一身上の都合と言うヤツですか？

アレ・・・自転車でヘイコラヘイコラと坂を上り切って、さぁ～行くぞぉ～と言う時のワクワク感は良いもんですなぁ・・・しかし、下り坂が終わった時の重力はナニなんですけれども。
序でに、坂を全速で下る時のスリル・・・安物のサドルの下で年相応にしなびた金多磨がキューンとなります・・・まっ、乗り馴れないんで擦れてムズイと言う感じは否めませんが。
それでも、ノーヘルに剥き出しの無謀なスタイルで掛け下るとき、コレで飛んだら仕舞か？なんて事が頭をよぎった瞬間・・・ええぃビビルんじゃなぃ!!!と、ハンドルに伏せる感覚は痺れます。

なぁ～んて書いたら相当なシーンを思い浮かべちまいそうですが、乗っている自転車はヤッホーの通販で買った中国製のミニベロ・・・で、山登りのスボンにシャツと、足下は底が硬いのでと言う事で、トレッキングシューズ・・・自転車が無ければ完全にハイキングスタイルです。

それで走るルートは・・・夜盗沢林道から大倉ダム、そして昔の開拓地から我が家へと言う、40キロ走って途中に信号機が2カ所しか無いと言う辺鄙な山の中であります。

此のコースを走って私を追い抜いた車は3台、で、すれ違ったのが5台くらい・・・素晴らしく辺鄙な所であります。

昼飯を食って一休み中なんですが、未だ天気が良いので次はバイクで近くの温泉に入りに行ってみたいと思います。

いや、自転車を漕ぎ出すと停まるの嫌なんでカメラなんか持っていなくて写真は無いのであります。