じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

仏教は祈らないが・・・

2014-06-12 22:39:23 | プーケット滞在記
 仏教は祈らない・・・願う事も無い。
では、仏に向かって何を言うのかと言えば、問いかけるのである。
好き勝手、なんでも・・・例えば、猫の餌には鰹節が良いのか、煮干しが良いのか、問いかけるのである。
しかし、いつの頃からか、仏様の存在は遠くなって、問いかけには色々とお約束が有る事になってしまった。
南方の仏教はとくに、のお約束がしっかりとしているようで、皆して難しい経文をすらすらと唱えている。
で、仏に問いかけてみると分かるのだが、答えは聞こえない。
それは、仏の声は耳では聞こえないのに、聞こえる物と思っているから余計に聞こえない。
南方の仏様の前で経を唱える人々には、仏の声が聞こえているかのようであった。
そう出なければ、熱帯の炎天下に、汗も流さず、一時間も二時間も、座り続けられるはずが無いもの。



ハリマオ みたいなオッサンだった


この娘を20枚は撮ったかな? 清楚な美人であった。


少し端に寄って座るのが作法なのか?


写真では写らなかったが正面の仏様の後光は電飾で光っている


右の男性は、仏前にお昼ご飯とお茶をもって来て供えていた


小坊主もきっちりとお勤めをする


ホントはこの女性だけを載せようかと思っていたが


彼女は二時間以上もずっとこの姿で経を唱えていた


心底、美しいと思って撮った

最後の青い服の女性だけで埋め尽くせるだけ撮ったのだが、まっ、ストーカー的になってしまうので止めた。
しかし、若い娘が炎天下で、何をこれほど真剣に仏と対話をしているのであろうか?
ぜひとも聞いてみたかったが、いずれの娘も汚れの固まりみたいなオヤジには近寄り難く、とても声など掛けられる雰囲気ではない。
いや、立って帰ろうとする所迄見ていたんだが、静かに立ち上がってすっと踵を返す姿には、声を掛けられる隙はなかった。

金ピカの仏陀には辟易したが、寺には随所に張りつめた空気が流れていて、良いモノでありました。

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虫の居所が・・・

2014-06-12 16:58:57 | プーケット滞在記
いや、こんなオヤジでも木の股から生まれて来た訳ではなく、ちゃんと父ちゃんと母ちゃんが居て生まれた訳です。

まっ、父ちゃんはもう40年近くも前に逝っちまってるんで記憶の片隅にかろうじて居る程度の存在な訳ですが・・・嘘、ごめん父ちゃん・・・しっかりと私の心の中におります・・・いや、うっかり変な事宣っといて、あの世とやらで父ちゃんに会ったらそりやぁしこたまどやされますからね・・・どやされてみたいもんですねぇ、父ちゃんに・・・

ト オ チャ ー ン

いや、話は母ちゃんなんだ・・・。

昨夜、何となく、こんな事は滅多に無い事なんだが、無性に気になって家に電話をした訳です。

いや、一月ぶりで日本語で話をしましたが、一ヶ月じゃ未だ忘れませんね・・・すぐに仙台弁で話が出来ました。

アレです・・・最初の二言三言は英語が出ちまったんですけど、相手が女房ですからね、ナニ言ってんの、でお終いであります。

で、母ちゃんなんですが・・・なんとぉ~本日大学病院で手術だとかで、私の地元仙台の、我が家地方の我が家では、少し大騒ぎになっているそうで・・・俺、一応長男なんで、母ちゃんに逝かれちまうと困るんだよなぁ・・・世間体って言うの? いや、話には聞いていたけど、やっぱし親の死に目にも会えなかったか? と、言われるに決まってますよ・・・まっ、面と向かって言ったら殴られるから影て言う訳ですが。

まっ、冗談の数々は扨措き、虫の知らせって、有るんだなぁ、と、オカルト系は一切排除の私ですが・・・ああ、一昨日、父ちゃんの夢を見てるんだわぁ~・・・寒気して来た。

エアコン強過ぎか?

いや、マジで、ナンだか父ちゃんが俺に宣っていたんだが、死んじまった人だからと無視していたんだが・・・意見してたのかぁ?

で、まっ、母ちゃんの事は女房にお任せするしか無いんだが・・・ええ、皆様、私の一生のアレコレ、一切合切は女房の肝っ玉のお陰であります。

亭主の母親ですぜ・・・それが大騒ぎだと言う時に、肝心の息子は居ない訳で、そんな時に何で私がぁ~と、言われてもドーし様も無い訳ですが、昨日の電話では・・・死ぬ事は無さそうだから帰って来なくて良いから、と・・・まっ、ヤバくなったら電話しますから、ですと。

大きな声じゃ言えないんだが、フィリピンに若い女を作ってアレコレした時も、遊びにしときなさいよ、本気になったら泣くのは貴方なんだから、と、言う女房ですからね・・・あの女を嫁とした、私の眼力の勝利で有りましょう。

いや、母ちゃん・・・頼むからもう少し頑張ってくれ。

そして、女房に・・・ありがとう、と。

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ヤンゴン滞在記 2

2014-06-12 16:07:49 | プーケット滞在記

ヤンゴンで止ん事無き理由も無く撮った写真


甘くて美味しいマンゴーを何故に唐辛子で喰うのか?


マニュキア・つけまつげ・アイシャドー・口紅のお釈迦様


お釈迦様のそばで添い寝していた犬


ミャンマーの腰巻き姿で寺を廻った日本のオヤジ


これ、尼の見習いです、が、お布施をせがむ根性は野郎児です


ここがいわゆるお土産屋のマーケット


路上の魚屋は中華包丁でナマズを捌く


歩き疲れタクシーで帰る、ヤンゴンの中心街(たぶん)


あの、日本人記者の事件の時に映っていたような?


これを見たらタイでもミャンマーでも一緒ですね

さて、写真を並べてしまうと言うのは、とても便利でアレなんだが、そこには現実が写っちまっている訳でして、下手な言葉で注釈を少し加えたらもう終わりです。

その昔、写真のコンテストに凝っていた事が有って、まっ、私の写真の独創性や美的センスは一般的ではないのか、選に入る事は稀でありましたが、そんな時期にとても大きなアドバイスを貰った事が有りました。

写真に題名なんて要らないんだ、と・・・要するに見たままだろう、と、言う事でして、言葉で補う必要の有る写真なんて未完成だろう、と。

あの言葉は衝撃的でありましたが、序でに、私の写真に対する希望の全てを断った言葉でもありました。
ああ、俺には無理だわ、と、しみじみ思い、つくづく、ウチワの似合う男であるなぁ~・・・センス無いな、と。

今となっては、何事も好きずきだから、と、なんでも有りの今の様相を受け入れている訳ですが、暫くの間は苦悩の中に居ましたね。

まっ、今でもホントに良い写真を見ると言葉は要らないんだよな、と、思いますが、でも、巧い写真は何処にでもあるんですが、良い写真は、中々無いよなぁ~・・・なんてね。

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ミャンマー観察日記

2014-06-12 00:14:50 | プーケット滞在記

ミャンマーの、へぇー、と、ほぉ~を撮ったので見てください


ヤンゴン一の見世物小屋です(遊具が無いので遊園地ではない)


飯屋ではなく軽食屋でしょうか?(ヤンゴンの純喫茶か?)


こちらがヤンゴンの飯屋ですね


なんだと思いますか?私もこのやり方は初でした


熱帯では普通のビンロウですが、葉っぱで巻いてました


素焼きの瓶は気化熱で中の水が冷えてます(無料の飲み水)


鳥の巣箱ではなく、仏壇です。菩提樹だからですかね?


路上に骨董品屋が並び、如何わしい物を売っていた


ファストフード?左が米の麺で右は餅米のあれこれ。


果物や、マンゴーでかい!しかも、熟れ具合三段階に分けてる


怪しさと如何わしさの充満する市場風土産物や街


日本では絶えそうな、油紙の番傘が普通に売られてた


中国からの技法か?螺鈿風な物が見られたが・・・


シャツでも頭陀袋でも足踏みミシンでなんでも縫う


何処かで見たようなパッケージばかりでした


現地としては屋根と壁のある、良い食堂です

外国へ行くと、歩き回る訳です。
いや、軽く歩いたな、と言う時でも10キロは軽く行きます。
今日は稼いだなぁ~と言う時は、20キロではきかない距離を歩いている訳です。
犬も歩けば・・・とは、良く言ったもんでして、その街のアレコレは車で移動してピンポイントを見てもあまり分かりません。
やっぱし、歩く速度で見て行かないと、小さな物や目立たない物は見えませんから。

ミャンマーも東南アジアの普通の国であるな、と、思いました。
で、政治的な事はアレなんですけど、我々が日本のテレビで見たのはナンだったのか?と言う程に、何の痕跡も残っていません。

ホントに、有ったんですかねぇ~・・・有ったんでしょうねぇ、たぶん。

おお、タイの戒厳令はドーなっているんですかね?
町外れで軍隊が検問やってるんで未だ続いているんでしょうけれども。
しかし、自分の目に見える範囲には、何の緊張も有りません。

ニュースって、時々、不思議な気がします・・・それ、何処の話し、と。

コメント (4)
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