じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

本を読んでいました、が

2013-03-19 22:15:15 | 日々の雑感
おっさんは過糞症なので良くトイレに行く訳です。
で、座っている時に暇なんで本など読む癖がついている訳です。
で、本を何冊も持ち込んでアレしているうちに、ンじゃぁ本棚を作ったら良かろうと言う事で壁面におっさん自作の本棚などこしらえてある訳です。

いや、これ、大地震が来たら厄介でスゼェ~・・・トイレの中に本がブチ撒かされてドアが開かなくなっちまいますぜ・・・大抵のトイレのドアは内開きでしょ?
で、もう一つ・・・トイレに本棚のある家は便器の蓋は閉めておきましょうね・・・本が飛び込み自殺しちまいますから。

と、言う事でトイレで読書はサントリーと言いますか・・・違うな、日課だな・・・まっ、ナンでアレトイレにこもって本を読む習慣が有る訳で、本日も文庫本を紐解いちまった訳です。

五木寛之の「不安の力」であります。
何度も読んでいる訳ですけれども、根が馬鹿なものですから読んだ事さえ直ぐに忘れちまって、何度読んでも新鮮だと思うのがおっさんの特技であります。

そんな訳で五木寛之著「不安の力」はとても新鮮な感じで読めたんでありますが、しかし、内容に付いて申し述べれば、ナンだか面倒くせぇ事を言うジジイだな、と言う感じが否めない訳です。

いや、五木寛之大先生に向かって面倒くせぇは無いなと思う訳ですけれども・・・しかし、親鸞気触れの年寄りの、一寸良い話的アレコレには、ナンだか辟易すると言いますか・・・所詮は他人の文章に触発された心なんてのは長続きなんてしないんだからさ、仏様の言葉の焼き直しなんか無用ですぜ、と言いたくなっちまう訳です・・・いや、大先生に向かって失礼と無礼と、分を弁えない悪口の数々は許し難いと言われるのは分りますけど・・・しかし、ホントにそー思うんですもん。

しかし、流石に一流の作家でありますよ・・・17ページ頃に・・・大地震は間違いなく来るだろうと言われています。核施設の事故もあり得る事です。・・・と書かれているんですけれども、この本の日付を見ると平成五年となってますからね・・・当てちまってる訳ですよ、地震と福一を。

で、そう言うのを引き合いに出して「不安」の輪郭を描こうとしているんですけれども、それが面倒くせぇと思う訳です。
地震に対して不安なんじゃないし、原発がピカっとなったり津波が来るのが不安なんじゃ無くて、結局は「死ぬ」と言う事に対する恐れや不安な訳で、地震や事故と言うのは原因でしかないんで、そう言うの、作家だから文章にしないと本にならないのは分りますけど、仏様がもっと簡単に宣ってますからぁ~と、おっさんは思っちまう訳です。

アレですゼ・・・死への不安は生への不安でもある訳でスゼ。
死ぬのがドーでも良いと達観できるなら生き様とか、生きるってナニ?ナンてのは出て来ない訳ですよ。

いや、死なないんなら何遍でもやり直しが出来ると言いますか、無限の挑戦が可能でありますからね・・・納得いくまでやれちまいますからね。
時間の縛りが無くなったら総ての価値観が変わっちまう訳で、やっぱし総ての元は「死」でありますよ。

まっ、この手の話に「死」を持ち出しちまうと言うのはある種の禁じ手であるかも知れないのはおっさんも十分承知している訳ですが、大先生がたくさんの例を挙げて文章を作り上げているのを見ると・・・歎異抄でも読んでりゃいいジャン、と言いたくなる訳で、その理由として禁じ手の「総ての道は死へと続く」を出しちまった訳です。

で、後の方の第8章で大先生もいよいよ本題の「死」を持ち出す訳でして、と言う事はそれまでの話はやっぱし前振りじゃんかぁ・・・と、おっさんは思っちまう訳です。
それはあたかもアレです・・・街の路傍の八卦見が万人の気持に合致する見立てをするような、こんだけ書いとけばどれかは当てはまるだろうと・・・いや、大先生はそんな下衆な考えで書いている訳では無いはずですが、おっさんのような臍曲りはそんな風に思えちまう訳です。

で、病気と死の影に怯える、と題されているのは、取りも直さず「生老病死」の四苦を言っている訳で・・・やっぱし面倒くせぇなぁ・・・最初から四苦八苦の話をしろよな、と、凡夫のおっさんは思っちまう訳です。

でねっ、思うんですけど・・・ずーっと以前に宮城県知事をしていて汚職で務所にぶち込まれた人が居る訳なんですが、その人も後に仏様に傾倒してそんなような事を本に書いているんですよね。
なんで人は悩んで何かを見つけたと思う時に「仏様」の話しに行くんでしょうかねぇ?
やっぱし、仏様の言葉が真理なんでしょうかねぇ?

だったら、ごちゃごちゃ宣わないで「空」であるな、無情であるな、で良いと思うんですけど・・・と、言っといて、自分も時々面倒くせ事を書く訳ですが。

仏様の言葉を紐解くのは自己の脳内で遊ぶ人には楽しいんだね、たぶん。
そして、一様に、暇なんだろうね、きっと。

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金返せぇ~

2013-03-19 16:56:52 | 日々の雑感
いや、近所で滑れるのはこれが最後、今日で終わりにしようと思って家から25分のスプリングバレースキー場に行って来た。

6時10分に起きて 6時20分に朝飯喰って・・・卵かけごはんとシジミの味噌汁 なっ。
6時45分からトイレに座り込んで7時5分まで文庫本を読んで、それから歯磨きをして、昨日タイヤ交換した冬タイヤが車に積みっぱなしだったんでそれを物置に仕舞って・・・しかし、まだ7時半なんで、スキーに行くには早過ぎるからもう一度布団に潜った。

で、9時20分に車にスキーをブチ込んで、いざスプリングバレーへ。

で、9時45分に到着して、まずトイレに行って、リフト券を買いに行った。
いや、6時間券の3300円を買おうか、4時間券の3000円で良しとするか? 迷う訳です。

いや、もう歳だし、独りで滑るったってそんなにリスやコマネズミみたいにクルクルと廻っていられない訳で、前回の例からも4時間券で十分と言うか、丁度良いと言うか・・・なのに、欲かいて6時間券を買っちまうんだよねぇ・・・2時間分が300円で手に入る!!!お得じゃん!!!と。

しかし、過去に雪質が良い時でも4時間券で十分だったのに・・・その時には、次からは絶対に4時間券なっ、と胆に命じたはずなのに・・・ダメなんだよなぁ、余計な誘惑に負けちまうんだよなぁ~。

アレだよ・・・4時間券に300円プラスで6時間券と言うのは、とても良い作戦と言いますか、頭の良い戦略ですね・・・大抵の人は4時間で間に合っちまうんですゼ・・・いや、若い兄ちゃん達なら4時間じゃ足りないでしょうけれども、年寄りや独りで来ている人には4時間と言うのは十分でスゼェ。

いや、おっさんは本日一時間滑って11時には食堂に腰を下ろし12時10分までノンビリしていた訳です。
その間に独りで来ている人が入れ替わり立ち替わり食事をして行く訳ですが皆様さっさと居なくなっちまう訳です。

ソーかもなぁ・・・おっさんは白石スキー場で食事後もボケーッと椅子の上で居眠りしたりするのに馴れているんで、本日も目を閉じてはうとうとしたりして長居した訳です。
しかし、独りで来てシャカシャカと滑って一息入れてはまた滑る様な人には、仲間でも居ないと間が持たないかも知れませぬなぁ。

と、言う事で、6時間券の3300円は、無用の300円を捻り出させる為には絶妙な価格設定であるなと思う訳です。
いや、勿論、本来の目的で有ろうと思われる、300円出せばプラス2時間と言う魅力で若い者を釣る、と言うのも有る訳ですが。

これに釣られて300円を余計に出す人が毎日100人居たとすれば、月にしたら100万近くの上乗せでスゼェ~バイトの給料出ちまいますがねぇ~。

で、昼飯にはカツカレーにビールな訳ですが・・・上の高級チックな食堂が閉まっていまして、下の大衆的な食堂しか開いていなかった訳です。
いや、参りましたわぁ~・・・なんとぉ~・・・カレーの味が白石スキー場のと同じなんですわぁ~・・・しかも、飯の上に乗っかっているカツの形が、やっぱし白石スキー場のと同じなんですわぁ~・・・味も形も一緒で、違いはと言うと、白石が800円で、スプリングバレーが1000円、と。
まっ、同じ冷凍のカツと業務用のカレーなんでしょうから、味も同じで良いんですけどね・・・うん、スプリングバレーは睫毛を大盛りに盛った若い娘が給仕しているのに対して、白石スキー場は毎年変わらないオバチャンが飯盛りをしている訳で・・・そのビジュアルの差が200円なんだろうね、きっと。

いや、突っ込みどころが他に有ったんだわ~・・・券売機で缶ビール350円を買い求めつつチラッと目に入った「生ビール300円」・・・ナニおっ、生ビールが300円っておかしいだろう、と良く見たら(発泡酒)ですとぉ。
おいおい、発泡酒は生ビールって言わないだろう?・・・どういう神経と言うか、一つ間違えば鷺だろ?
ちなみに白石の缶ビールは300円ね・・・一番搾りとスーパードライで銘柄は一緒ね。

で、話しが長くなったんで落ちを付けたいんだけれども、昼飯を食って外に出たら大雨が降っている訳ですよ・・・この時12時20分くらいかなぁ?
で、ベンチに座って缶コーヒー飲みながら・・・いや、これにも一くさり文句が有るんだけど、普通の缶コーヒーが150円だからね・・・泉ヶ岳価格って言うの?

いや、12時45分頃に雨がやんで青空が見えたんで、ンじゃぁ~と言う事でリフトに乗って上に上がったら、また降って来たんだよねぇ。
で、雪はぐさぐさで重くて・・・しかし水気が多くなってスピードは出るって言う、変な感じ?
で、雪が重くて足に響くんで危険が危ないと思いこの一本で止めた訳です。

結局は、4時まで滑れる券を1時で止めちまった訳ですから、やっぱし余計な300円でありました、と言う落ちなんですけれどもね。

いや、おっさんスキーは好きだけれども、冬のスキーだけなんだね、好きなのは。
スキー気違いじゃないんで、ざくざく雪で滑りたいとは思わないんだなぁ~。



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