田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

フランステレビはフランス語だけで十分

2008-01-21 08:55:57 | その他
「仏語話さぬTV打ち切れ」=大統領号令、関係者は困惑 (時事通信) - goo ニュース

世界の主要国では自分の国の情報文化を世界中に行き渡らせるべく、海外向け衛星放送局を持っている。
イギリスのBBCワールド、そしてアラビア代表ともいえるカタールのアルジャリーラが有名なところだが、ドイツ、韓国、そして日本もNHKワールドを持ち、海外に発信している。

年末年始はベトナムで過ごし、大晦日Tシャツ1枚で日本の初詣の様子をNHKワールドで見たことは以前書いたが、このNHKワールド、他国の放送と比べると海外の治安状況を伝える「海外安全情報」など、どちらかと言えば海外の人に日本の情報を伝えると言うよりも海外にいる日本人に情報を伝える役割の方が多いようにも見えて、少し残念に感じた。
日本語音声のみで、英語字幕すらない番組もあったし。

フランス、いやサルコジ大統領も日本と同じ考えなのだろうか。
英語、フランス語、アラビア語で放送する海外向けニューステレビ局「フランス24」を廃止し、フランス語のみで放送する「フランス・モンド」を新しく開局すると発表した。

フランスは今でも十分な文化発信能力を持っているから、自国語だけでも十分と考えているのだろうか。
フランス以外でフランス語が通用する場所は、北アフリカくらいしかないのではと思うのだが。
旧植民地であるベトナムでも、ベトナム語以外に通じる言葉は英語で、フランス語は全く通じる気配がなく、せいぜい屋台のパンがフランスパンであることに名残をとどめる程度だったのだが。
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