田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

公園は誰のもの

2010-09-24 23:15:13 | その他
東京・渋谷区が行政代執行 “ナイキ公園”整備前に(共同通信) - goo ニュース

仕事に行く時はいつも山手線に乗っているのだが、渋谷駅に着く寸前に見える異様な垂れ幕は気になっていた。
「NO!ナイキ」
「公園は誰のもの?」
宮下公園にナイキがスポンサーになっていろいろ施設をこしらえようとするのを路上生活者とそれを支援する団体が反対運動を起こしていた。

そういえばもう10年以上前の話になると思うが、新宿の西口から都庁に向かう地下道でも同じようなことがあった。
動く歩道を作って、ダンボールの家に住んでいた人をどかす。
あの時も反対運動が起きて、たしか芝浦の都電の車庫の跡地に立てられた収容施設に入れられたはず。
その収容施設もとうに無く、今は高層マンションになっている。

宮下公園を追い出された人は、今度はどこに行けばいいのか。
支援者たちはそう思って反対運動を起こしたのだろう。

ただ普通に考えてみて、青いビニールシートで覆われた家が立ち並ぶ宮下公園はすでに公園ではない。
ビニールシートハウスに住んでいる人たちの庭でしかない。
宮下公園が小金井公園ぐらい広い公園であれば多少占領しても問題は少ないかもしれないが、ビル街とJRの線路に挟まれた狭い公園だ。
渋谷にあるから有名だという程度の公園だ。

多くの人の憩いの場であるはずの公園に家を建てて、占領して、どかそうとする動きには身を張って抵抗しようとする。
この件に関しては正直渋谷区の肩を持つ。
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