中川財務相辞任は国民の声？

中川財務相、一転「即時辞任」 予算審議への影響懸念(共同通信) - goo ニュース

ローマで行なわれた先進７カ国財務相・中央銀行総裁会議。
その後朦朧とした表情でろれつが回らない状態で会見をし、批判を受けたものの昨日の時点では首相からも続投するようにといわれていると語った中川財務相。
本日になって一転、辞任を発表した。

タダでさえグダグダになっている麻生内閣にとって更なるダメージを受ける事態ということは、素人の目でも分かる。
風邪薬の効きすぎなのかワインの飲みすぎなのかそれとも時差ぼけなのかはともかく。

正直中川財務相の会見は、先ほどのニュースではじめて見たのだが、あの表情、そしてあの話しぶりでは批判されても仕方がない。
「やる気があるのか？」という感じでもある。
ただ、中川財務相に対して「辞めろ！」という声ばかりだったわけでもない。

ＴＢＳの朝ズバッで取ったアンケートによると、辞めるべきが４８％、辞めるべきではないが４５％と拮抗している。
この結果に対してみのもんたは「国民は優しい」と言ったらしいが、「誰がやっても同じ」的考えの現れのような気がする。

で、今晩のニュースで大きく取り上げられた中川財務相の辞任。
その中では「街の声」として辞任を当然と話す「街の人」の姿が映し出され、ネット上では「あきれる国民の声」なんて見出しもある。
もちろんあきれる話ではあるのだが、どれだけの人があきれて辞めろと思っているのだろうかなんていう風にも思ってみたり。