「終身独裁」憲法案を否決 ベネズエラ国民投票(共同通信) - goo ニュース
49対51。
僅差で、チャベス大統領の野望の一つは絶たれることになった。
1999年にベネズエラ大統領に就任以来、アメリカが独占してきた石油利権の国有化、アメリカが言うところの「テロ支援国家」イランと手を組むなど反米政治家の第一人者として名を売ってきたチャベス氏。
その政策は国の大多数を占める貧困層の圧倒的支持を集めてきた。
が近年、自国初の衛星ニュースチャンネル「テレスール」を開局する一方、反政府側のテレビ局を閉鎖に追い込むなど、独裁チックなにおいが段々としてきたのも事実。
そしてチャベス氏が国民に問うてきたのが憲法改正。
1回とされてきた大統領の再選を無制限とし、非常事態制限の発令を簡素化するなど現職の自分にとって有利な内容。
アメリカ国務省がベネズエラ国民に「投票に参加し、自分の意思を平和的に表明するように」とメッセージまで送った国民投票。
結局はチャベス氏の初黒星と言える結果となった。
アメリカの利権で豊かな暮らしを続けてきた富裕層、そして当のアメリカとしてみればこの結果にほっと胸をなでおろしているだろう。
一方チャベス氏は敗北を認める発言をしながらも「21世紀の社会主義建設は続く」と意気盛んなコメントを出している。
中南米に広がった反米政権の流れはここで一旦止まるのか。
それとも再び勢力を増すのか。
個人的且つ素人的には「21世紀の社会主義建設」とやらを、国民の自由が侵されない範囲で見てみたいと思うが。
49対51。
僅差で、チャベス大統領の野望の一つは絶たれることになった。
1999年にベネズエラ大統領に就任以来、アメリカが独占してきた石油利権の国有化、アメリカが言うところの「テロ支援国家」イランと手を組むなど反米政治家の第一人者として名を売ってきたチャベス氏。
その政策は国の大多数を占める貧困層の圧倒的支持を集めてきた。
が近年、自国初の衛星ニュースチャンネル「テレスール」を開局する一方、反政府側のテレビ局を閉鎖に追い込むなど、独裁チックなにおいが段々としてきたのも事実。
そしてチャベス氏が国民に問うてきたのが憲法改正。
1回とされてきた大統領の再選を無制限とし、非常事態制限の発令を簡素化するなど現職の自分にとって有利な内容。
アメリカ国務省がベネズエラ国民に「投票に参加し、自分の意思を平和的に表明するように」とメッセージまで送った国民投票。
結局はチャベス氏の初黒星と言える結果となった。
アメリカの利権で豊かな暮らしを続けてきた富裕層、そして当のアメリカとしてみればこの結果にほっと胸をなでおろしているだろう。
一方チャベス氏は敗北を認める発言をしながらも「21世紀の社会主義建設は続く」と意気盛んなコメントを出している。
中南米に広がった反米政権の流れはここで一旦止まるのか。
それとも再び勢力を増すのか。
個人的且つ素人的には「21世紀の社会主義建設」とやらを、国民の自由が侵されない範囲で見てみたいと思うが。
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