田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

やはり日本はアジア最強

2007-12-03 22:47:27 | 野球
台中の野球場。
ネット裏の席には工事現場でよく見るカラーコーンが見える。
レフト側は台湾の応援、一方ライト側が日本の応援。
どうやら球場は真っ二つに分かれているようだ。

台湾なのだから、スタンドすべてが台湾の応援に染まるのが普通に感じるが、それだけ日本から多くのファンが訪れているのか、それとも台湾人の中にも日本を応援する人がいるのか。
いずれにせよ、両軍が勝ったり負けたりを繰り返すような関係であれば、見られない光景のように思える。

初回、新井のタイムリーで1点を先制した日本。
その後膠着状態が続くが、それを打ち破ったのは6回裏、台湾の4番チェンジンフェンが放ったライトへの2ラン。

レフトスタンドはまさかの展開に心を躍らせただろうが、それは長く続かず。
直後の7回表、ノーアウト1、2塁から里崎が送り、それがフィルダーチョイスを誘って満塁に。
続くサブローがスクイズを決め2-2の同点に。
その後西岡川崎新井阿部とつなぎの攻撃を見せいつの間にか7-2。
日本の勝利はほぼ確定した。

先月はクラブチーム同士で、そして今月は代表チーム同士で争われた日韓台のプロ野球決戦。
どちらも日本の勝利に終わったが、印象としては同じだ。

僅差の試合は多いものの、結局は日本が勝つ。
それは裾野の違いから来る競争の激しさ、そしてその競争で身につけた一球の大切さ。
わずかなミスから得点につけ込める日本のしたたかさ。
正直「パワー」や「スピード」という言葉では三者そう変わりはないと思えるが、「したたかさ」では日本は負けない。
そして韓台が追いつくには相当な時間がかかるのではないか。

星野ジャパン五輪出場決定 台湾に10-2で快勝(共同通信) - goo ニュース
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1 コメント

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諸々 (giants-55)
2007-12-04 00:51:29
書き込み有難う御座いました。

試合巧者と言うよりも、”職業野球の歴史”の長さから来る矜持で日本チームは勝ったという感じがしました。それは右打ち職人様の言う所の「強かさ」でも在りましょうね。唯、アジアの国々の野球レベルは確実に上がっており、現状に安閑としてはいられないという思いも。何はともあれ、日本チームのオリンピック出場は嬉しいです。

P.S. 国内では感じないのに、海外に於いて日本という国の影響力の大きさを感じる事はまま在りますね。日本の文化が諸国で受け容れられているのを目にすると素直に嬉しいし、そういう時に「嗚呼、自分はやはり日本人なんだなあ。」とアイデンティティーを感じたりします(笑)。
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