田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

変わりゆくマラソン

2011-02-27 23:23:57 | その他のスポーツ
川内が内定、尾田も有力=世界選手権代表―東京マラソン(時事通信) - goo ニュース

お昼前、品川の駅前に出てみたらいつもより混雑が激しかった。
第一京浜を見てみれば、大勢のランナーが走っている。
いやジョギングしている。
中には歩いている人もいる。
今日は東京マラソンの日だったのだ。

いつもは車が、そして限られたエリートランナーしか走ることが許されなかった車道を、大勢の人が行き来している。
その表情までは見えないが、応援している人たちの表情は通常のマラソンや駅伝を見ている張り詰めた表情とは違い、楽しそうに見える。

今回の東京マラソンでは、日本人最高の3位に入った川内選手が実業団所属ではなく、埼玉県の高校職員、世界陸上の出走権を得たからといって特別扱いされることもなく、月曜日も朝から勤務することで話題を呼んだ。
そしてこれまでトップランナーの常識だった実業団所属の図式が崩れ去り、ここ10年以上続く男子長距離会のふがいなさともあいまって、大きな話題を呼んだ。

そういえば、観客の姿にも一つ違うところがあった。
これまでのマラソン、駅伝といえば、新聞社の旗が振られているのが通例。
しかし東京マラソンではそんな姿は見なかった。

東京マラソンのゼッケンには東京メトロの文字があるが、別に旗が配られているわけでもなく、そもそも品川には東京メトロは通っていない。
有力選手=実業団所属の図式と共に、マラソン、駅伝=新聞社が前面に出るというこれまでの図式も変わったのだと実感した。
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