善光寺が聖火リレーから降りた

「参拝者守る」「同じ仏教寺」＝善光寺と市が苦渋の会見－長野・五輪聖火リレー(時事通信) - goo ニュース

チベットを支援する人々が集まるとも在日中国人が大挙押し寄せるともいわれている長野での聖火リレーまであと一週間。
動きが出ている。

まずは聖火ランナーの前後を走るはずだったスポンサー企業の宣伝カーの「参加取りやめ」。
そして聖火リレーの出発地になっていた善光寺が辞退の発表。

善光寺側は
「１００本以上の電話があったがほとんどが聖火リレーの出発地になることを辞退すべきとする内容だった」
そして、
「善光寺は仏教の寺、チベットで中国側が無差別殺人を行い、それに対してチベットの仏教者が立ち上がった。その仏教者に対する中国側の弾圧を憂慮した」
と語っている。

日本のマスコミが腫れ物に触るかのように報じない、いや現在から将来にわたっての中国との利権を得たいがためにひた隠しにしているチベットでの無差別殺人を堂々と理由に挙げ、善光寺は聖火リレーに関わるのをやめた。
英断だと思うし、さすが日本を代表する仏閣に携わる人だけあって、見ているところは見ている、そして情報はきっちりと手に入れていると感じる。

で、この件に対して福田総理は「本来みんなで楽しむべきものだが、そういう意味では残念」と語り、町村官房長官は「地元で適切に考えていただくしかない問題だ」とコメントしている。

どうして日本の政治家はここで人を唸らすようなコメントが出来ないのだろう。
中国をうまく使って自国の利益を得ようと裏では考えているのはフランスも日本も同じなのだが。