ローズ、結局レッズとマイナー契約

引退か、それとも清原や中村ノリとともにオリックス入団かと言われていたローズであるが、結局シンシナティ・レッズとマイナー契約を結ぶ事になった。
ローズももう３７歳。
日本での実績は十分すぎるほどだがこれからメジャーで活躍というのはちよっと難しいような気がするのだが。

ローズは近鉄、そして巨人と計10年間在籍。
印象に残っているのは、なんと言っても近鉄時代の方。
入団したのはまだ藤井寺に本拠地があった頃。
中村ノリ、クラークと不動のクリーンナップを組んでいた頃が懐かしい。

クラークが抜けた後は礒部らが脇を固めて2001年にリーグ優勝。
巨人に移籍した後も、髪型をいろいろ替えながら（笑）活躍してきた。

近鉄球団が持っていた特徴、長所の一つに、長年にわたって活躍する外国人選手が多かった事が挙げられると思う。
以前テレビでローズがバイクに乗って球場入りするところを見た記憶があるが、外国人だからといって変にVIP扱いせず、選手たちも仲間として受け入れる美風があったのではないかと思う。

その中でも代表といえるマニエルは現在フィリーズの監督。
ブライアントは昨年オリックスで１塁ベースコーチを務めた。
ローズも、いつの日か日本球界にコーチとして戻ってくるような気がするのだが。
いや、いつの日かオリックスが客寄せの意味も込めてコーチとして呼び寄せるような気がするけど。