田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

国民とフレンドリーに見える軍隊

2011-02-12 00:15:51 | その他
ムバラク大統領、家族とカイロ離れ国内保養地に(読売新聞) - goo ニュース

辞任するのかと思えば辞任しない。
チュニジアの大統領のように圧力に耐えかねて国外逃亡をしたのかと思えば国内のリゾート地にとどまっている。
エジプトのムバラク大統領の動向、そしてエジプト自体の動向は、まだまだ不透明だ。

今回の騒動。
軍が市民の側に立っているように見えるのが印象的。
約20年前、北京で起きた大惨事の事を思い出すと事情が違うのだなと思う。
あの頃と違い、ここまでネットが広がると事実上不可能であるということもあるけれど軍と国民との距離が近いなと感じる。

日本では、軍=自衛隊と一般人の距離は近いとは言えない。
街中で軍服姿を見ることはまずないし、現東京都知事が防災訓練の一環として自衛隊を大々的に参加させたときには築地の新聞社あたりから批判の声が出た。

一方、韓国では準戦時下、徴兵制のある国ということもあって街中で軍服姿の若者を見ることは珍しくない。
韓国鉄道公社のCMで、「国民と共に歩む鉄道」的イメージで子供達と共に軍人達が出てくるのを見たことがある。
ミャンマーも軍事政権ということで国際的評価は最悪だが、少なくともビルマ人の間では軍のイメージはそんなに悪くない(もちろん人によるだろうが)という話も聞く。

アメリカの経済支援もあるらしいが、軍が鍵を握っているエジプトの動向。
民主化を求める人々とどうマッチングし、終結を迎えるのか。日本人には予想もつかない結末なのかもしれない。
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