田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

野球の国の自信と誇りを持って

2009-03-24 23:40:50 | 野球
イチローが決勝打【WBC】(時事通信) - goo ニュース

8回裏、李大浩の犠牲フライで1点差に詰め寄られたのも、9回表に城島、小笠原がダメ押しのチャンスで打たなかったのも、そして9回裏にダルビッシュが制球を乱してランナーを出し、李机浩に同点のタイムリーを打たれたのも、すべてこの一打のためだったのかと思ってしまう。

10回の裏、2アウト2、3塁でイチロー。
林昌勇の投げた8球目のシンカーを、センター前へと運んでいった。

打球が地を這い続け、先頭バッターとしての役目を果たせぬまま決勝まで来ていたイチロー。
自分を含め多くの人が、「1番、ライト」の聖域に疑問を抱き続けてきた。
心の隅にはもしイチローを外していたらという思いが消えることはないが、今はただ、イチローが作った最高のドラマのエンディングに酔いしれているばかり。
やっぱり主役は主役だったという事。

連覇を果たした日本。
韓国には追いつかれながらも付き離す底力を見せた。
大差で勝つよりも「追いつけそうで追いつけない」ジレンマはより深くなるのではないか。

そして自称世界一のベースボールの国アメリカで2回連続世界一の座を手に入れた。
アメリカは今回もベストメンバーではないからと言い訳する向きもあるが、気にする事はない。
日本も松井はいないし、亀井がメンバーにいるわでベストの布陣ではない。
そして何より、出場しない=不戦敗なのだ。

日本は世界一を決める大会で連覇を果たした。
アメリカが自国のベースボールを世界に見せ付ける大会で、自国の野球を見せつけた日本。
これからは野球という競技のイニシアチブを取って、あらゆる国にいろいろな形で出て行ってほしい。

日本には野球という素晴らしい文化があるのだ。
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