スパーロ＠渋谷

ピザは日本に完全に根付いたファストフードにもかかわらずふと食べようとしても意外と食べられない。
宅配ピザ屋は量が大きすぎるし、それに比例して高い。

クロアチアやオーストリアのウィーンなど、ヨーロッパの各地にはピザを４分の１ぐらいで売っていて、そのまま買って歩きながら食べるということが出来るのだが、日本にはそんな感じの「ピザスタンド」的な店がない。
コンビニでもそのまま食べられるフライドチキンはあれど、ピザは冷凍しかない。

不思議だと思っていたら、渋谷の東口でその不思議を解消してくれる店を見つけた。
スパーロ。
店頭には数種類のピザが売られていて、４分の１で３００～４００円程度。
アメリカ発祥のチェーン店のようで、ニューヨークにはそれなりに存在するようだが、その感じをそのまま日本に持ってきたような感じ。
カニマヨなどプルコギなど、日本で考え付いたピザが一切ないのが好ましい。

２９８円だかのピザとコーラで３９８円（だったと思う）。

１階で買って２階で食べる形だが、午後の４時前という中途半端な時間帯の割には客は１０人前後とそこそこいるのだが、その半数は外国人。
母国でおなじみのファストフードチェーンが渋谷にあったので、思わずはいってみたというところか。

ＨＰを見てみると日本にある４店舗が渋谷と日の出町と茨城の下妻と浜松という物流コストを考えてなさそうな配置だが、バーガーキング程度には根付いてくれると嬉しい。