東京大学情報学環の博士課程で学ばれている古川さんが日曜日から2泊3日でとうほうTV、住民ディレクターの調査研究に来られていました。
古川さんとの出会いはもう10年も前になると思いますがわたしが東京大学に呼ばれた時にお会いしてからのご縁です。当時「住民ディレクター」がくまもと未来国体や民放のワイド番組で大活躍していましたのでわたしも熊本にどっしりと腰を下ろし総合プロデューサーをしていた頃です。
古川さんはその後も市民メディアの調査等をされて来たそうですが市民メディアとは目指すところが違う住民ディレクターの考え方、実態、活躍される方々の内面的な変化などに関心をもたれているようです。創始者であり実践し続けているわたしにも色々と質問されましたので久しぶりに民放時代から自分自身が考えて来たことやってきたこと、今やっていることを整理するよい機会を得ました。
そしてわたし自身が住民ディレクターを発想し、起業に至る背景は子どもの頃から考えて来たことの実現に他ならないこともあらためてハッキリしました。東峰村では役場やスクールバスの運転手の住民ディレクター梶原伯夫さんらとも話し込んでおられましたがそろそろはじめる新たな住民ディレクターツアーを整理する上でも絶妙の機会になりました。