岸本晃の住民ディレクターNEWS

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修験道と焼き物の里「東峰村」で荒地に挑む・アーカイブ(1)

2018年07月18日 | 住民ディレクター物語

 福岡県の中央部の東端にある朝倉郡東峰村には昨年から通っている。この7月からは住民ディレクター講座Ⅱ応用編が始まった。2回目となると実に見事に個性が出てくるが、今日はそのうちの一人、元永英美さんを紹介したい。
 元永さんはもう60代後半?だが、前回についで住民ディレクター講座には毎回欠かさずやってこられる。ご高齢だけど頭のほうはすこぶる冴えている方で、企画は豊富だ。しかし、機械は苦手だ。が、前回の講座に行った時、ビデオカメラを手にしていた。役場担当者に頼んでいたが、待ちきれずに自分で量販店で買ってきたらしい。
 元永さんは以前から「何か」を秘めていた。気になっていたこともあり、この前の講座の日に初めてご自宅にお邪魔したらわかった!自宅近くに荒地があり、藪に近い状態のこの荒地を何とかアジサイが咲き乱れる「アジサイ公園」に作り変えたいようだ。地区の皆さんに提案するけれど、反応がイマイチで、迷っていたらしいが、われわれがお邪魔してビデオカメラをお渡しすると、そのことについて延々と語り始められた。
 カメラはもちろん初めてなので、映像は酔っ払うようにユラユラ揺れてはいるが、一人ででも始めることが地域づくりで、「強制はしない」「来ない人の悪口は言わない」とカメラを回しつつ今の気持ちを伝えていた。
 隣で一緒に歩き、メイキング映像(元永さんの取材の様子)を撮りながら、だんだんイキイキしてくる元永さんの変化が手に取るようにわかった。何年もかかるかもしれないけれど、またアジサイ公園にはならないかもしれないけれど、元永さんの胸の奥にある「地区を愛する気持ち」は見事に表現された。
 「人は知られることで元気になる。」また一人、素晴らしい住民ディレクターが修験道の里から生まれつつある。
(2007年7月31日:アーカイブ) 


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