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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

開けられた初心のツボ。(八郎の壷3)

 昨日は朝からわたしにとっては熊本の象徴的な方々との仕事や飲み会が続きました。今、東峰村でやらせていただいている仕事や、仕事を超えての地域づくりの原点がやっぱり熊本だったと感慨深いです。

 「初心忘るるべからず」、いつも肝に銘じていますがついついスタート時の謙虚な気持ちを忘れがちです。たまたまですが昨日はわたしが「はじめることになった新局面」でのスタートを共にしてくれた方々ばかりとの一日でした。その一人が園田さん。熊本県民テレビ開局入社一期生で平成元年に手づくりドラマの第一弾を全国に先駆けてはじめたのでした。企画は園田さんでどうしても監督はわたししかいないと口説かれ初体験をすることになりました。

 わたしはどちらかというとプロデューサー的性格ですのでドラマのようにきちんと撮っていくというのは苦手でしたが結果的に現場での即興性をドラマに生かすという手法を産み出しました。一作目の「平成元年のタイムスリップ」は夏のロケで毎日がお祭りで結局ドラマは人を活性化することに気づいていくプロセスになりました。脚本を書いた園田さんは「プロデューサー」監督の資質を見抜いていたのでしょう。ほとんど手弁当で集まってくれたスタッフとロケ地の手配、協力など全てがお金のないところからはじまりました。

 主役の女子高生は自分で情報収集し、歩いて、直接会って見つけてきました。どういうわけか?いつもドラマの主役は女子高生でした。^^熊襲復権ドラマでも免田町の女子高生を町民みんなで探しました。(写真の「八郎の壷」の主役は少年でしたがお姉さんがいました^^)やはり楽しく明るい現場を創ることが地域活性化ドラマの原点なんですね。そして自分が毎日会いたい人と現場を共にすること!キラキラ光る女子高生の明るさは監督自身の創造性を高めてくれました。若々しさを取り戻すことが地域にとって最も大事なことです。

 そして園田さん、久しぶりに会って感じたのはいつまでも少年なんだなあ、ということでした。わたしとは対照的にテレビ局に退職まで残られましたがその間独自の企画や仕事外での動きをずっとされてきました。だからこそ会えば創造的な話に終始します。昨日は昔話も多かったのですが、わたしは昔話で創造的になってる自分を感じていました。「八郎の壷」は今日東峰村に持ち帰りました。

 

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