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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

「大阪は優しくなか」の体感記

全国行脚していると土地のことが体感でわかる。大阪に来ると「優しくない」を痛感する。いつも写真のような荷物をかかえて歩く。三つ合わせると20キログラムはあるだろうか?何しろカメラ、パソコン、HDD、バッテリーなど金目のものが多い。ズッシリと重い。日頃はこれをかかえ、または引きずって歩くので鍛錬と捉えているが、さすがに長距離、長期行脚がつづくとこたえる時もある。大阪は階段が多い。エレベーターやエスカレーターが少ないのと、ちょっとした段の昇り下りが多いのだ。人吉の奥、湯前町の有名人92歳の山北ばあちゃんがよく言っていたことを最近思い出す。「大阪は階段が多かもんなぁ」まだ若い!私にはまだしも、ばあちゃんや車椅子の方々にはウンザリだろう。東京はさすがに探せばどこかにエレベーターがある。この辺が国際都市の風格につながるような気がする。いろんな人がいて、多様性を受け入れる風土というか、配慮、気遣い。
勿論、大阪よりひどい地方都市はいっぱいあるが東京、京都と並ぶ大都市だけに頑張ってほしい。さらに過疎に悩む田舎はインフラは難しいが、それ以上に人間の多様性を受容することが苦手なところが多い。優しい若い人が田舎に向かうことが増えているので是非多様な文化を楽しむ地域になってほしい。過疎、限界集落などの大きな課題を乗り越えるためにもその精神性が大事な要素だとおもう。
和歌山・熊野へ向かう列車の中から。

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