
コミュニティの原型が東峰村にあります。コミュティは教会を中心とした概念なので日本ではそのままは当てはまりませんが所謂「村落共同体」というものです。
最近火の神や山の神の祭りが各地であって数カ所回りましたが古城原という地区では世帯数は10世帯ほどとなっているものの老若男女が山の中に集まりしめ縄を綯って、煮しめをつくり米でつくったしのぎといわれる餅や近くの川で釣った鮎など全部土地のもので自分たちで賄い山の神に捧げ賑わう祭りです。
山の仕事をされていた集落なので今でも林業に携わる現役の方もいます。都市から移住されてきた10年選手?家族もすっかり馴染んで楽しんでいました。子どもたちは年配のみなさんに可愛がられ育っています。とうほうTVの取材でいったものの一緒に最後まで酒を酌み交わし楽しませていただきました。勿論お供えのお酒は持参していましたが、竹の筒に入れてたき火で燗にして飲むタカンポの酒は久しぶりでしたが美味しかった。
火で温まり酒で温もり人の交流で温もる日本人は古来こういう付き合い方を神々の前でしてきたんだなと身体の中から自然に理解しました。