選挙の効果

総選挙の意味

人がいない バリケイト伊東

2023-11-08 12:24:42 | 政治
 最近、人がいないのを実感する。私が住んでるところは東京の中心部だ。マンションと戸建てが密集している。畑や山はない。家のすぐ側を走る国道は昼間は多くの車が走行しているが、午後9時を過ぎると走行量がガクッと減る。歩道も人がいなくなる。人はどこに行ったのだ。家の側のコンビニだけは24時間で営業している。深夜に、店に入る客はほとんどいない。外に出ないで家で飲食してるのかもしれない、ゲームをしているのかもしれない。午後9時以降の町は人がいなくて寂しい。考えてみれば日本は年間157万人もの人が死ぬのだ。生まれる人は2022年は約77万人だ。差し引き80万人がマイナスだ。圧倒的に死ぬ人が多いのだ。世界でも短期間で人口が減少している国の一つだ。しかしながら政府も国民も全然危機感がない。人口減少が労働力の不足に拍車をかけている。日本ではすべての業界で人手不足だ。バス運転手がいなくて路線廃止になったり、タクシー運転手がいなくて車を駐車場に遊ばせている。ホテルも人手不足で稼働率を下げている。多くの現場で建築労働者も不足で工期が遅くなっている。今後さらに、人手不足は加速するだろう。死ぬ人間は約160万人前後だが、生まれる人間は年間で後2年もすれば50万人位になるだろう。日本人は子供を生まない。年間で20万人位の出生数が迫っている。こんな出生数では、労働力不足で社会が回らなくなる。日本政府は外国人の労働移民を受け入れたがらない。外国人観光客は喜んで受け入れるが、長期定住の外国人は受け入れたがらない。後、5年もすれば極端な労働力不足で企業がばたばた倒産するようになる。外国人労働者をいやでも受け入れざるを得なくなる。しかし、日本に来てくれる保障はない。新興国も近年賃金が上がっている。低賃金の日本に来てくれるかはわからない。日本はどうなるのだ。日本で今進んでる人口減少は国家滅亡のきざしだ。国家の絶対条件は土地と人間であろう。その人がいなくなるという事は、国がなくなるという事だ。多くの国民は危機感なく朝から深夜までバラエティ番組を見てゲラゲラ笑って過ごす。危機はすぐそこにあるのだ。バスも走らない、電車も走らない、医者もいない、看護師もいない、教師もいない、農家もいない、すべての業界で労働者がいない、農民がいなければ、食い物不足になるぞ。このまま行けば日本は歴史の闇に消える運命だ。日本人の心には空虚な不安しかない。不安だから真実を見ようとしない。