選挙の効果

総選挙の意味

世界女性デー バリケイト伊東

2023-03-09 12:47:58 | 政治

 昨日3月8日は世界女性デーだ。日本女性の社会的評価は低い。OECD加盟国で下から2番目の27位だ。女性の政治家、企業幹部が他の国に比べると極端に少ない。評価の上位はアイスランド、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークなのだ。最下位は韓国だ。日本では、言葉だけが先行している。女性の社会進出を推進しますとか、女性が働きやすい職場とか、いかにも女性を大切にしているように思えるが、実は女性には権限を与えない。女には政治は無理だとか、女の上司の元で働くのはいやだとか、偏見が強い。日本でも学校の先生は比較的女性が多い。女性の校長も多い。医師も最近女性が多くなってきた。看護師は圧倒的に女性が多い。一番少なく問題なのは、政界であろう。国会議員は圧倒的に男性が多い。10%位しか女性議員がいない。地方でも男性の政治家が多い。最近政党でも女性を増やそうとしているが、政治家になろうと手をあげる女性が少ない。議員定数の50%は女性にするとか、強制力を供わないと変わらない。男性政治家が多い日本政界で、半数を女性にする法案は通過しにくい。男性政治家の意識、社会、世論が変わらないと、女性政治家は増えない。なにしろ日本では、政治に関心が低い。一気に革命が起きるような状況ではない。日本すごいの内向きの自画自賛ナショナリズムで盛り上がっているが、日本は世界の流れから遅れてゆく。ちなみに教育の投資額でも日本はOECD加盟国で最低ランクだ。多くの国で大学学費が無料になりつつある。日本は、大学学費無料なんて全然話題にならない。自民党政権は、子供手当すら渋っている。大学学費無料化なんてまったく無理だ。冷静に数字を検討すると、日本は先進国とは言えなくなっている。女性だけでなく男性も島流しの遅れ人種になってゆく。来年の幸福度ランキングはさらに下がるだろう。80位位になるか。