次期日本ハムの監督に就任した新庄剛志の記者会見がおもしろかった。かっこからして、六本木あたりをうろついてる遊び人だ。日本のプロ野球監督の就任記者会見は、ほとんどスーツ着用だ。言う事も型破りだ。優勝を目指さないと断言した。日本のほとんどの監督は、優勝を目指して頑張りますと言うだろう。監督の話が来た時には、即決したそうだ。新庄言わく、チャンスは一瞬なのだそうだ。前々からプロの監督をやりたかったのだろう。去年はトライアウトを受験した。ヒットを一本打った。しかし、どこも取る球団はなかった。これも新庄の作戦だったかもしれない。49歳の新庄がトライアウトに挑戦すること自体、注目される。選手として採用されなくても、監督、コーチとして採用されるかもしれないと計算したのかもしれない。新庄の言動は支離滅裂、自由奔放のようで、計算されてるようだ。新庄は日本ハムの選手であった。新庄がいた10年の間にハムは、リーグ優勝6回、日本一を1回成し遂げてる。ハムの実力だけでなく、新庄演出によるパフォーマンスでフャンを喜ばせた。日本一になった時のフャンとの一体感は、最高点に達した。あんな盛り上がり方をするのは、日本では珍しい。プロ野球は、スポーツと同時にエンターテインメントなのだ。フャンを喜ばさなければいけない。新庄の言動には、目を離せない。横並び意識が強い日本では、目立つ人間はつぶされる。新庄はやりたい事を自由にやって目立つが、人間性がいい。回りの人間に愛される。本人いわく、人の悪口を言わない。ありがとうの気持ちを常に持つ。努力は一生だそうだ。人間出来てる。人間関係を良くしようとしない人間には、不幸が襲い掛かる。日本という虚構と閉塞の灯りのない便所に100Wの電球がつき一気に明るくなった。新庄は日本人に夢を与えてくれる。日本の政治家の演説なんて全然つまらない。新庄に見習え。私はハムのフャンではないが、来年の日本ハムの試合が楽しみだ。球界に現れた異星人にエールを送る。I LOVE YOU WE LOVE YOU
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