もやもや バリケイト伊東

　東京は雨だ。よく降る。太陽が恋しい。日本の政治状況、まったく輝かない。桜を見る会問題は、安部にとって蜂に刺されたぐらいの痛みであろう。知らない、書類捨てた、記憶にないで安部も役人も通すつもりだ。政治家や野党の責任というよりは、国民の責任なのだ。政治に関心を持たない国民は、食い物と芸能、美容しか頭にないようだ。香港、韓国のような政治活性の高い国なら、安部政権は倒れてる。日本人は完全に去勢されてる。牙も角も、玉も抜かれてる。世界でも政治活性の低い民族は珍しい。世界中、どこでも政治活性は高い。デモ、暴動、テロが頻発している。日本は暴動がないから、いい国だなんて言ってる場合ではない。暴動が起きるほうが健全なのだ。日本の平和と秩序は虚構だ。生ぬるい虚構の温室で日本人は、生活をしている。確かにインターネットで世界とつながってるし、多くの外国人が訪日しているが、意識の壁は高い。日本独特の価値観、政治観が醗酵している。大陸から離れたガラパゴスでは、生物は独特の進化をする。日本人は意識はしてないようだ。日本の国境は海なのだ。海という壁が世界との隔絶した距離を維持している。日本の良さもある。精神的には穏やかだ。欧米人みたいに黒と白とはっきりさせるのは、日本人には苦手なようだ。いつもあいまい、にこにこして何を考えてるのかわからない。はっきり物を言う事は、世間からたたかれると思ってるようだ。民族性は、良さもあれば悪さもある。世界中どの民族でもいいところもあれば、悪いところもあるのだ。最近の日本すごいの自画自賛ナショナリズムは、いいところだけを過大評価している。いつも言ってるのだが、日本を変えさせるのは、自然災害であろう。がれきの中で飢えて初めて目覚める。日本では、自然災害だけが真実だ。いつまでもあくびの出る虚構の平和は続かない。東日本大震災を越える自然災害が日本を襲うだろう。心の準備をしておいたほうがいい。大げさな事を言ってるのではない。自然災害は日本にとって、絶対的なものだ。神みたいなもんだ。神を怒らせると、手が付けられない。自然は人間とってやさしくない。戦争以上に怖い存在だ。今日にも大地震が起きるかもしれない。自然の心は読めない。