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脅威  バリケイト伊東

2020-01-29 08:21:51 | 社会

 東京は朝からいい天気だ。太陽が東京に健康な光を与えてる。しかし、不健康な出来事が世界に脅威を与えてる。コロナウィルスの感染者がうなぎ上りで増えてる。感染源の中国では昨日の時点で4000人を超えていた。この瞬間にも感染者は増え続けているのだ。イギリスの研究機関によると、中国で25万人位感染するのではないかと発表している。日本でも奈良県で生活しているバス運転手が発症した。最近、外国には行ってないが、武漢からの観光客を乗せて大阪から東京まで運転している。おそらくその時、感染したのだろう。7人目の感染者だ。今のところ、日本社会は全然冷静だ。パニックにならないのがいい。悪く言えば危機感が全然ない。一日中、テレビはラーメンうまいだ、カレーうまいだと食い物番組を放送している。バラエティー番組を見てげらげらと笑ってる。死人が出れば日本でも少しパニックになるであろう。中国政府は団体観光客の外国への移動を禁止した。しかし、個人の移動は自由だし、中国は多くの国と陸路でつながってる。14億人すべての中国人の外国への移動を禁止するなんて不可能なのだ。この新型肺炎を起こすウィルスは、サーズやマーズとかなり違うようだ。当初言われていたように感染力は弱くないようだ。非常に強い。現代人には抗体、免疫が全然ない。予防のためのワクチンもない。有効な治療法は見つかってない。対処療法しかないのだ。熱が高ければ熱をさげる薬をあたえ、肺の炎症を抑えるための抗生物質を与えるぐらいしかないのだ。世界で100万人が感染し、5万人が死亡という状況になれば、人々は恐怖を感じるようになるだろう。コロナウィルス感染騒動は自然災害の一種だろう。自然には人類に悪影響を与える病原菌が星の数ほどあるのだ。近年の衛生環境の改善と治療技術の向上で悪質な病気を防げるようになってきたのだ。しかし、そこに落とし穴がある。人間も自然の一部だし、病原菌も自然の一部なのだ。人間が自然をすべて人間的にコントロールなどできないのだ。出来るなんて思いあがってるのが現代人なのだ。今のコロナウィルス騒動もいずれ収束するだろうが、騒動から人間は、多くの事を教訓としなければいけない。人間には不可能はない、これはおごりだ。不可能だらけなのだ。人間は自然の1%もコントロールしてない。そのおごりによって人間は絶滅してゆくだろう。絶滅するまでに人間はどれほどの自然災害を経験し、病気騒動を経験するだろうか。自然の本質は破壊と死だ。生きる物はすべて死ぬ運命なのだ。人間の本質は悪と罪だ。疫病以前に戦争が人間を滅ぼす可能性が高い。人間界から死の脅威は永遠になくならない。



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