柔道８１ｋｇ級の永瀬の金メダルは良かった。柔道好きの私の好みの選手だ。この階級の外国人選手は力が強い。ベンチ２００ｋｇ、スクワット２４０ｋｇなどムキムキの連中と戦う日本人柔道家の苦労は並大抵な事ではない。永瀬の控えめな態度はいい。最近の選手は勝つとガッツポーズを取ったりするが、柔道の精神からすると、負けた相手にも敬意を表さなければいけない。侍を感じさせる柔道家は日本の誇りだ。オリンピックで日本人選手が好成績を上げて喜んでるが、日本の自衛隊での不祥事は底なしだ。軍隊は命令で動く組織なのだ。勝手に自分の判断で動いてはいけない組織なのだ。海上自衛隊での潜水手当の不正受給問題はとんでもない闇だ。４人の自衛隊員が潜水もしないで約５０００万円もの金をだまし取った。自衛隊内の警務隊は事件を察して逮捕した。そして懲戒免職処分を下した。普通なら事件の経緯を上司の防衛大臣に報告するだろう。５０００万円もの金をだまし取ったのだぞ。なぜ、報告しないのか。処分を恐れて報告しなかったのか。５０００万円の金はどうなったのだ。回収したのか。もしかしたら警務隊がその金を自分等の懐に入れたのではないか。そんな疑惑すらする。それで黙ってる。命令で動く組織が多額の金が動いた事件で何らの処分も受けず、存在している。政府、防衛大臣はしっかりとした責任を警務隊に取らさなければいけない。この事件以外にも自衛隊は多くの問題に直面している。ゆるみたるみの自衛隊に成り下がっている。文民統制の取れた組織に変えなければいけない。