緊急事態宣言中の初めての日曜日、東京の様子は静かだ。前年の緊急事態宣言より人通りは多いし、スーパーでのトイレットペーパーやコメは十分にある。買占め騒動は起きてない。供給側が十分に用意したのと、消費者も慣れたようだ。今回の緊急事態宣言は前年の緊急事態宣言より、東京、神奈川、千葉、埼玉の感染者数は、はるかに多い。日本全体でも多い。しかし、国民はパニックになってない。いやに冷静だ。一年中、毎日、オオカミが来る、襲われると言われ続ければ、耳にたこができる。危機感が薄れてしまう。飲食店の8時規制も中途半端な規制だ。店でマスクをはずして飲食するから感染リスクが高まるのだ。昼間でも、夜でも飲食すれば感染リスクは高くなる。今の規制効果が出るのは1月の末だ。どれだけ減らせるのか。西村大臣が言うように東京での感染者が500人なんて、ほとんど可能性はない。日本全体の感染者は1万人に達する勢いだ。来週には、おそらく1万人超えだろう。今、一番問題なのは、コロナ患者の入院先がない事だ。完全に医療崩壊なのだ。自宅やホテルに待機中に治療を受けられず死んでしまう。現実にそういう事が起きてる。検査で陽性判定出て症状が悪化しても、電話はつながらず、つながっても待機してくださいでは、命は守れない。日本は、世界最高の医療水準だとは、まったくのうそだ。日本全体で一日、1万人の感染者が出てない段階で医療崩壊なのだ。政府は何をやってるのだ。今日のNHKの菅総理の会見を多くの人が見ただろう。まったくやる気を感じさせない。しっかりやってますの一点張り。この男こそ無能無策だ。、国民の命、健康、生活を守る気概を感じさせない。国民も怒らない。国難でもバラエティー番組を見て、ゲラゲラ笑っているのだ。感染して初めて重症化すれば怖さがわかる。差別も受ける。日本はさらに感染者を増やして、多くの感染者が死んでゆくだろう。コロナ治療の医療従事者も過労で倒れるだろう。医師や看護師がいなくなれば、町には感染者であふれるだろう。ゾンビ映画みたいな事になる。電車も走らない、宅急便も来ない、救急車も来ない、消防車も来ない、社会が崩壊してゆく。日本人はよくも冷静でいられる。センサーが異常なのだ。2月にはどんな事が起るのか、想像するのは怖い。