いよいよ緊急事態宣言が発動される気配だ。7日から始まるそうだ。範囲は東京、千葉、埼玉、神奈川県だそうだ。感染者の多い大阪や愛知では発動されない。東京は、飛びぬけて多い。今日も1200超えだ。緊急事態宣言が発動されると、どういう事が起きるのか。まだ、よくわからない事が多い。飲食店は午後8時で閉店とか、違反者には罰金とか、学校は休校しないとか、ワイドショーであれやこれや議論している。菅総理の昨夜の淡々と作文を読み上げる会見からは、本気度が伝わってこない。今、日本はほんとに国難だよ。多くの倒産、失業者、自殺者、DV、日本中で悲鳴が上がってる。しかし、世論は静かだ。緊急事態宣言に反対する激しいデモも起きないし、賛成する世論も全然聞こえて来ない。多くの日本人は黙って従順に政府の方針に従うようだ。アメリカやヨーロッパなら規制反対の激しいデモが起きるのだが、日本は、草食化しているから政府に逆らわない。あきらめの心境か。すべての国民が、1ケ月誰にも会わず、家に閉じこもってれば感染者を大幅に減らせるだろう。そんな事、不可能だ。警察官が町から消えたら、犯罪天国になってしまう。医師がいなくなったら病人は助からない。消防士がいなくなったら火災を消せない。政府は、飲食店ばかりを目のかたきにしているようだが、社会のあらゆるところで感染は起きてる。緊急事態宣言は、ゆるんだふんどしをしめ直す効果はある。国民は感染に慣れすぎてしまってる。毎日、オオカミに襲われると言われ続けてれば、さほど怖くなくなってくる。社会全体の気をしめるにはいいだろう。日本も世界も今、コロナ危機なのだ。真剣に考えなければいけない。この瞬間にもコロナで命を失う人々が多くいるのだ。医療従事者も過労死寸前で働いてる。感染者を減らさないと、医療従事者が倒れてしまう。コロナの専門スタッフが疲労で倒れてしまったら誰が治療するのだ。今、我々が出来る事は、出来る限り人との接触を避ける事だ。集団での会食、集団でのスポーツ、集団での移動を避ける事だ。混んでる場所には行かない。マスクをする、手を洗う等、言われてる事をしっかりやる事だ。それしかない。