歌手の内田裕也さんが肺炎で亡くなった。ロックンロールで有名だ。女優、樹木希林さんの夫でもあった。私は彼密かに彼を応援していた。なぜなら、ロックという意味を理解していた芸能人だからだ。ロックとは、体制、権力、権威に対してかみついたり、抵抗するよな行動、人間を意味するのだ。内田は芸風でロックンロールを叫んでいたのではない。都知事選に立候補したり、民主党の事業仕分けに観客として参加したりした。政治には関心が高かったのだ。今の芸能界で政権批判するような芸能人は少ない。安部の馬鹿野郎、くそ野郎なんていうものなら、仕事を失うと考えてるような芸能人が多いのだ。芸能人ばかりでなく、日本男子は草食化を超えて去勢されてる。牙、爪、玉なしの男ばかりだ。ロック魂を持った男がいない。頭の中は、食う事と、お金、着飾る事、芸能しかないようだ。日本の若者は外国の若者とはかなり違う。世界では政治を変えようと、必死の闘争を繰り広げてる。フランスではいまだに暴動だ。イギリスもEUからの離脱問題で政治活性が高い。韓国では日本の植民地支配時代の負の遺産で活気づいてる。先頭に立ってるのは若者だ。アメリカでは、若者が政治を引っ張ってる。日本の若者はチャラくて幼い。平和すぎて精神はクラゲになってる。骨がない。日本の若者の半数が安部を支持しているとは、世界の流れから逆行している。権力にかみつくのではなく、むしろ、権力に依存してるのだ。ロックの意味がまったくわからない若者が多くいるのだ。ロックとは、岩の意味もある。岩のように硬くて壊れないような存在にかみつく、抵抗するような若者が多くいれば日本は変わる。安部一強なんていう権力体制を壊せる。若者よ!ロックンロールに目覚めろ!安部についていったら、地獄を味わう。安部の政治哲学は、民主主義とは全然違う。民主主義を壊して、日本を戦前のファシズム体制に戻したいのだ。若者は政治に敏感にならなければならない。バラエティー番組、見てげらげら笑ってる場合ではない。芸能の楽しみを全否定するわけではない。政治に関心をもってくれ!若者は体力はある。しがらみは少ない。年を取るといろいろと社会のしがらみが増えて、言いたい事の半分も言えなくなるのだ。暴動を起こす力は若者の特権だ。日本の若者よ!戦え、そして、権力者を権力の座から追放しろ!不安だらけの日本を不安のない日本にしろ!ロックンロールだ。