選挙の効果

総選挙の意味

ハロウィン  バリケイト伊東

2018-10-29 06:53:09 | 政治
   渋谷でのハロウィンの仮想お祭りで少し騒動になった。車を倒したりして若者が大騒ぎだ。そもそも、ハロウィンは欧米からの文化だ。最近、キリスト教徒人口の1%の日本に定着し始めた。日本の多くの若者にとっては宗教的背景など関係ないのだ。エネルギーを持て余した若者が、ただ、路上でバカ騒ぎをしたいのだ。私は若者が大騒ぎするのを悪いと言ってるのではない。楽しめばいいのだ。草食化し、幼稚な日本の若者にも爆発するエネルギーはあるのだ。なぜ、そのエネルギーが政治に向かわないのか。外国では若者が政治の中心にいる。テロだ、暴動だと過激化するのも若者だ。日本の若者の政治的無関心さは病的だ。若いから介護や年金には関心がないかもしれないが、今の生活、仕事には関心があるだろう。非正規で働いてる人にとっては、将来が心配であろう。漠然とした不安を抱いてるのではないか。生涯、時給換算での労働なのかとか、年金がもらえなくなるのではないかとか、若者にとっても、多くの日本人と同様に不安は、大きな精神的負荷になってる。それなのに、若者の意識は政治に向かわない。日本でも1970年頃は、若者は政治的に過激化し、暴動、テロが頻発したのだ。学園紛争、ベトナム反戦運動、左翼過激派の過激テロ、町に出れば、ヘルメットをかぶった若者と機動隊が衝突していたのだ。あの頃の若者は、政治には敏感で、権力の嘘を見抜き権力にかみついた。私もその頃、大学生活を送った。いつも学校は騒然としていた。休校ばかりだ。授業どころではなかった。居酒屋で飲んで政治論議を始めれば、ビールびんが飛び交い、熱くなって殴り合いのけんかだ。馬鹿野郎、この野郎、あまえみたいな体制にゴマするような男は、権力者のけつの穴をなめてろと、罵声が飛び交ったのだ。今の若者にもこんなエネルギーがあれば、日本は安泰だ。若者が政治、社会に関心を持ち、健全な政治感覚を持ってれば、日本は維持されだろう。しかし、今の若者たちは政治的に去勢されてしまってる。安倍の支持者には若者が多い。世界の傾向とは違う。日本の若者は草食化を超えて去勢されてる。キバ、角、玉抜きだ。幼稚で保守的で女性的だ。ハロウィンでばか騒ぎするエネルギーがあるならば、政治にもエネルギーを注ぐべきだ。自分の生活、人生を守るために政治には関心を持ち、社会的不条理を正し戦うべきなのだ。日本の閉塞と虚構のクソ溜まりに新風を吹き込むのは若者なのだ。若者が日本を変えられるのだ。若者よ!目覚めろ、明るい不安のない日本を作れるのは、あなた達なのだ。様々な不条理に苦しんでる人が多くいるのだ。あなた自身が不幸の主人公になるかもしれない。今を変えないと明るい未来は訪れない。明るい未来を自分の手でつかみ取れ。若者よ、立ち上がれ!若者に期待する。