夏休みが慌ただしく過ぎていく中、トーンウッド店に週3回くらい足を運んでいます。
昨日、日比社長が「良いギタリストを見つけた」と言われるので、YouTubeで鑑賞してみました。・・・ショパンのピアノ作品をギターにアレンジして、素敵に弾いている、美人ギタリストです。笑。ベラルーシ出身のタチアナ・リツコヴァさん。
とってもロマンティックな演奏なのですが、完全に自分の作品のように弾いていて凄いなと思いました。ピアノ曲のはずが、まるでギターのオリジナル作品のようにも聴こえてきます。
“オリジナルはピアノ曲だけど、まるで竪琴のために作られたみたいな作品”・・・。そういう視点で曲選びをするのが好きな私には、とても良い刺激になりました。
さらに別の演奏者なのですが、エレキギターで弾くショパンの「幻想即興曲」を聴いてビックリ!ピアノでは“華麗に弾く”という言葉がしっくりくる曲ですが、エレキギターだと“カッコよく弾く”という感じです。ショパンもさぞビックリしていることだろうと思うと同時に、視点が違えばクローズアップする所が違うものだな~・・・と改めて思いました。
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このところ、何とか時間を作って進めているアレンジ作業ですが、一つ一つ完成するごとに様々な面白さを感じます。リストの「コンソレーション(慰め)3番」のアレンジがだいぶ進み、気付けばもとのピアノ曲から離れ・・・竪琴オリジナル(私流ですが)の方向へ進みそうな気配。。音を削って空間を作る工夫をしつつ、臨時記号が押し寄せるところでこんがらがってメモ記譜だらけ。。でもあれこれ早く音にしてみたくて、ソワソワ&ワクワクです♪10月までにはお披露目出来たら良いなと思っています。
ギター演奏を聴きました。
夢の中で弾いてるような美しい人の演奏は観ていて引きこまれますね。
日々コツコツと編曲のお仕事を楽しみながら、メモの山で苦戦されてるご様子が浮かびます。
頑張ってください。
私も もっと竪琴の練習していかなくちゃと思います。
好きな曲に出会うこと、やってみたいと思うことは原動力になりますね。fuminさんのお好きな曲との出会いを応援します♪弾きたい曲など思い付いたらご相談くださいね(^^)。そしてレパートリーが少しずつ広がっていかれますように☆
こんなに楽しそうに楽器を弾けるなんて本当に羨ましい!
ショパンのワルツ7番。あまり知らなかったのでピアノバージョンと聴き比べると、楽しいですね〜!
甘いとしょっぱいのお菓子エンドレスのように何回も聞いてしまいました。(*^^*)
私の印象はピアノは儚く繊細な夢のようですが、ギターになると情熱的タンゴみたいな。
人間の、曲から感じている印象って一体何なの?!と思う変貌ぶりですね。違う世界でも同じメロディが流れる不思議。
昔モノマネタレントのコロッケさんがされてたネタの作り方の話を思い出しました。
簡単にいうと、『自分が好きな人のモノマネしかしない、その人を見て似せようとしない』というお話。
コロッケさんはちらっと見た頭の中の『あの人』のイメージだけを頼りにネタを作るというのです。
観察してその人に似せる研究のような事はあまりしない。と。
曲のアレンジも。きっと『それは楽譜にない』部分が出てきてしまうと思うのですが、大切なのは『その世界のエッセンス』なのかなと思ったりしました。
それはセンスもあるし曲を知る事も大切だけど、まずは自分の楽器の魅力をいかに知っているか?発見するか?の方が重要なのかも。先生はまさにそんな弾き方に感じます。
モノマネされたご本人も『違うだろ!』と言いながら『それもありかな…』と思える。
編曲もそんな作業なのかな。
似顔絵を描く人も、捉え方と描写力で「その人がその人以上に、その人らしく見える」ような示し方が出来てアッパレとなりますが。。物まねコロッケさんも同じなのですね!
やはり“クローズアップの仕方”なのかなと思ったりしますね。
元になるものをいかにリメイクするか?自分の目と感性を通り抜けて再生する作品。個性が無意識に盛り込まれ・・・何とも面白いですねー♪