嵯峨野から西京区大原野に移動し、
浄土宗寺院特別大公開で公開している法泉寺へ。
こちらは普段は事前予約すれば拝観可能のようです。
お寺近くの狭い生活道路を進むとお寺に到着。
所在地:京都府京都市西京区大原野石見町311
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
【縁起】
古来より現在地から北に200メートルに位置する小高い丘、
現在の大原野中学がある橘樹山にあったと言われています。
そこには清少納言の夫である橘則光の所領があり、
そこに一堂を建立して仏像数体を安置したとされ、
橘氏の所縁の地から橘樹山という地名が生まれ、
この地にあったお寺が法泉寺の始まりであると言われています。
その後、応仁の乱の戦火で焼失し、
慶長元年(1596)現在地に再建され、
以後400年以上に渡り念仏の法灯を絶やさずお守りしております。
なお当山の第八世順良上人は知恩院第六十九世を勤められました。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/ca47ec7aa631c5cb5408e859f285a372.jpg)
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/41/c76b7f86045acbcfd11e9f6b985eca13.jpg)
山門から庫裏までの雰囲気はとても良いです。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7b/acd1e5d0a45a6deeaa6e355373bf4d1e.jpg)
本堂前に車は無料で4,5台停めれますが、
雰囲気は結構殺風景なもので、
浄土宗寺院特別大公開で公開しているお寺とは思えない感じ。
最初、ここに到着した時は、
え?本当にここが公開している法泉寺?と疑った程。(^^;
【石仏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/16/d090c266594c0a4019e73fc10bf2763c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/cc/7fa014caec176eaa83cf04952b70af3f.jpg)
かなり風化した石仏が安置されていました。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/88/aadda21c7c8f4bbca308bdd8f9a56a8d.jpg)
早速本堂に入らせていただく。
拝観料は志納ですが300円を賽銭箱に入れさせていただいた。
凄く人が良さそうな御住職に色々説明してもらって、
お菓子とお茶の接待までしていただき恐縮。
御住職のお母さんもとても奥ゆかしくて良い人です。
あー、このお母さんがあってこその御住職だなぁと思ったよ。(^^
【御本尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/fb/1054751b64395804088b660a75d8a3f5.jpg)
まずは御本尊様に御挨拶。
仏のお顔というより人間的なお顔です。
これはきっと誰かに似せて造られたのではないかと推測。
撮影は御住職に快諾していただけました。(^^
【化身地蔵菩薩】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/30/46e0bb17b1033d90e832ad006e09da8a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/5a/be794d68cb3dc323990f05075051020b.jpg)
これはどこからどう見ても地蔵菩薩ですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d6/37ba086afdb3fd252486da78417c659c.jpg)
しかし、御住職の説明によると、
平安時代前期に阿弥陀如来として造られた後に、
頭頂部のみをすげ替え地蔵菩薩にされた珍しい仏様だそうです。
理由は地域的に地蔵信仰が流行した為ではないかとのこと。
【善導大師】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/cff533d0bf57e1ece76a4f3e7329efc0.jpg)
【不動明王】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/2d/cd42058759cd26cec4c8b915a1d02b3c.jpg)
【十一面観世音菩薩】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/50/18ce33e8eab14e4231c4188ec048da18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/97/3be632b0586837820d656024bff64d88.jpg)
【法然上人】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c8/5d6e44571728f26a441890c4c31d2b85.jpg)
【御位牌】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/38/4bb8a38cbfb93934faff65adcb826fb2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4b/ddf999682dbfb64d3d1d0a58e8eb2494.jpg)
以前は大きな寺院だったらしく、
徳川家の庇護があったそうです。
【懸け仏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/83/782cb9b3fd23b044fed4194f6f2fb7d6.jpg)
厨子に安置されていたものを出して説明していただきましたが、
このような木に懸かっているのはとても珍しいです。
私も初めて見ましたよ。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d5/fcbaeb37384f8905ffdc6fcb2fef3e2d.jpg)
直接書いていただいたのは書道八段の女性によるもので、
書置きの御朱印は御住職が書いたものです。
珍しい仏様と人柄のとても良い御住職の出会いに感謝。
こういう無名の小さなお寺であったも、
由緒ある珍しい仏様がいらっしゃるから京都のお寺は奥深い。
浄土宗寺院特別大公開で公開している法泉寺へ。
こちらは普段は事前予約すれば拝観可能のようです。
お寺近くの狭い生活道路を進むとお寺に到着。
所在地:京都府京都市西京区大原野石見町311
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
【縁起】
古来より現在地から北に200メートルに位置する小高い丘、
現在の大原野中学がある橘樹山にあったと言われています。
そこには清少納言の夫である橘則光の所領があり、
そこに一堂を建立して仏像数体を安置したとされ、
橘氏の所縁の地から橘樹山という地名が生まれ、
この地にあったお寺が法泉寺の始まりであると言われています。
その後、応仁の乱の戦火で焼失し、
慶長元年(1596)現在地に再建され、
以後400年以上に渡り念仏の法灯を絶やさずお守りしております。
なお当山の第八世順良上人は知恩院第六十九世を勤められました。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a9/ca47ec7aa631c5cb5408e859f285a372.jpg)
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/41/c76b7f86045acbcfd11e9f6b985eca13.jpg)
山門から庫裏までの雰囲気はとても良いです。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/7b/acd1e5d0a45a6deeaa6e355373bf4d1e.jpg)
本堂前に車は無料で4,5台停めれますが、
雰囲気は結構殺風景なもので、
浄土宗寺院特別大公開で公開しているお寺とは思えない感じ。
最初、ここに到着した時は、
え?本当にここが公開している法泉寺?と疑った程。(^^;
【石仏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/16/d090c266594c0a4019e73fc10bf2763c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/cc/7fa014caec176eaa83cf04952b70af3f.jpg)
かなり風化した石仏が安置されていました。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/88/aadda21c7c8f4bbca308bdd8f9a56a8d.jpg)
早速本堂に入らせていただく。
拝観料は志納ですが300円を賽銭箱に入れさせていただいた。
凄く人が良さそうな御住職に色々説明してもらって、
お菓子とお茶の接待までしていただき恐縮。
御住職のお母さんもとても奥ゆかしくて良い人です。
あー、このお母さんがあってこその御住職だなぁと思ったよ。(^^
【御本尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/fb/1054751b64395804088b660a75d8a3f5.jpg)
まずは御本尊様に御挨拶。
仏のお顔というより人間的なお顔です。
これはきっと誰かに似せて造られたのではないかと推測。
撮影は御住職に快諾していただけました。(^^
【化身地蔵菩薩】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/30/46e0bb17b1033d90e832ad006e09da8a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/5a/be794d68cb3dc323990f05075051020b.jpg)
これはどこからどう見ても地蔵菩薩ですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d6/37ba086afdb3fd252486da78417c659c.jpg)
しかし、御住職の説明によると、
平安時代前期に阿弥陀如来として造られた後に、
頭頂部のみをすげ替え地蔵菩薩にされた珍しい仏様だそうです。
理由は地域的に地蔵信仰が流行した為ではないかとのこと。
【善導大師】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/77/cff533d0bf57e1ece76a4f3e7329efc0.jpg)
【不動明王】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/2d/cd42058759cd26cec4c8b915a1d02b3c.jpg)
【十一面観世音菩薩】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/50/18ce33e8eab14e4231c4188ec048da18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/97/3be632b0586837820d656024bff64d88.jpg)
【法然上人】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c8/5d6e44571728f26a441890c4c31d2b85.jpg)
【御位牌】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/38/4bb8a38cbfb93934faff65adcb826fb2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/4b/ddf999682dbfb64d3d1d0a58e8eb2494.jpg)
以前は大きな寺院だったらしく、
徳川家の庇護があったそうです。
【懸け仏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/83/782cb9b3fd23b044fed4194f6f2fb7d6.jpg)
厨子に安置されていたものを出して説明していただきましたが、
このような木に懸かっているのはとても珍しいです。
私も初めて見ましたよ。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/d5/fcbaeb37384f8905ffdc6fcb2fef3e2d.jpg)
直接書いていただいたのは書道八段の女性によるもので、
書置きの御朱印は御住職が書いたものです。
珍しい仏様と人柄のとても良い御住職の出会いに感謝。
こういう無名の小さなお寺であったも、
由緒ある珍しい仏様がいらっしゃるから京都のお寺は奥深い。