Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

宮益御嶽神社(2021年3月28日参拝)

2021年06月08日 | 神社
根津美術館拝観護、新幹線に乗る為にまずは渋谷駅へ向かう。
それにしても渋谷駅に近くなればなるほど多くの人の群れ。

失敗した。
わざわざこんな人が多い渋谷駅に歩いて行かなくても、
電車を乗り継いで東京駅か品川駅に行くんだった。

そもそも重要な所用が無ければ東京には行かないんだけど。(^^;

そう思いつつ歩いていると神社発見。
その神社は御嶽神社という。

参拝するつもりも無かったけど、
見つけたからには参拝するしかあるまい。



所在地:東京都渋谷区渋谷1-12-16
御祭神:日本武尊・火之迦具土神・大国主命・菅原道真
創建:室町時代初期(1400~)


【由緒】
当神社は大和国吉野郡金峰神社の分祭社でありまして、
創起年暦等は不明ですが、室町時代初期(1400~)に創設されたと言われております。

祭神は次の四神をお祀りしてあります。

元亀年間(1570-1572)甲府武田家の陪臣、
石田勘解由茂昌なる武将が所持していた尊像を神社に合祀しました。
その後、茂昌の子孫で石田茂兵衛が当社に居住し、
茂兵衛の婿、太郎兵衛が尊像を護持していたと言います。

そして太郎兵衛は延宝九年三月六日不動尊石像・庚申石像、
延宝九年三月二十三日勢至菩薩石像を建立しました。

当所、渋谷新町の町名が元禄十三年六月に、
宮益町と改称されたのも鎮守御嶽神社より起きたと言われています。


【鳥居】


鳥居の前は人がいっぱい通るのに神社には誰もいそうにない。
日本人の普段の信仰心の無さを感じた今日この頃。


【石段】




左右はビル、奥に高層マンション。
うーむ、風通しの悪そうな境内になっていそうです。


【鳥居】


うお、これは予想以上に狭苦しい境内です。

何百年も前からこの地に鎮座していて、
渋谷の発展ぶりに神様もさぞや驚いていることだろう。

下世話な話、これだけの土地を売ったら、
一等地だけあって凄い金額になるでしょうね。(笑)

あと、由緒を読むと吉野の金峰神社の分社とは思わなかったな。
てっきり神社名から御嶽山の分社と思っていたよ。

まぁ、御嶽神社も金峰神社も蔵王権現を祀る神社だから、
そこから社名を付けられたのでしょう。


【石標】


明治天皇が明治3年(1870)に行幸された際、
皇城から練兵場までの間の御小休所されたそうです。


【鳥居】



【拝殿】




後ろのマンションが激しく邪魔ですね~。
マンションが無かった昔の写真を見るとすっきりしている。


【狛狼】




通常、狛犬ですがどう見ても狂暴で顔が違う。
こちらは日本狼とのこと。

これは非常に珍しい。
確か兵庫県の宍粟市の神社で見た以来二例目です。

狼といえば危険な生物というイメージですが、
昔は農作物を食い荒らす害獣を駆除するのが狼で、
大切にされてきた地域もあります。


【宮益不動尊】



【不動尊石像・庚申石像・勢至菩薩石像】


神仏習合の名残り。








なんか仏様を見るとホッとする。
コロナに感染しませんように。


【石段】


御朱印については社務所が閉まっていたので、
拝受しておりません。


【羽田市場】








グランスタ東京で寿司を喰らう。

タッチパネルで注文するスタイルの回転寿司店。
カウンターには数人の職人さんが目の前で握ってくれます。

場所柄値段は高め。
だからこれだけしか食えなかった。(^^;

シャリは赤酢でしたがクセは無かったです。


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