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Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

ハニベ巌窟院 其の三(2022年9月3日参拝)

2022年11月06日 | 仏閣


こちらがメインの洞窟の入口です。
お寺の入口に必ずいらっしゃる魔を寄せ付けない仁王像。

これはかなり力作で良い作品でした。
あ、作品と言ったらアカンか。(笑)


【洞窟内】


おー、これはなかなか立派な洞窟やん。
もっと狭いかと思ってたけど本格派です。

期待は高まりますね。


【夢牛】


初代院主が夢で見た牛だそうです。

この牛は後に続く阿鼻叫喚の世界の軽いジャブです。
とても可愛いです。(笑)


【大黒天】




外は結構暑かったけど洞窟内はさすがに涼しい。


【銅像】


修験者と奉行様でしょうか。
これはよく分かりませんでした。

というか何でもありですね。


【釈迦一代記】




ここはお釈迦様ゾーンになります。
















このレリーフはなかなかの力作だと思います。
しかしお釈迦様最期の涅槃が無いのが残念ですね。


【釈迦誕生仏】




これは顔というか目が怖すぎですね。


【仏像】





【鬼子母神】







【平和地蔵】





【洞窟内】


あの後ろ姿はスーパースターの阿修羅像じゃないですか。


【薬師瑠璃光如来】





【招き猫】


こんな所に場違いな。(苦笑)


【初代院主】



【阿修羅像】






興福寺の阿修羅像の慈悲ある何とも言えない表情とは全然違う。
あの表情だからこそみんなが惹きつけられるんですよね。


【胸像】


誰?


【ドア】


あのドアの先に何か恐ろしい目に見えない異形のモノがいそうで、
さすがにドアを開けませんでした。(号泣)


【彫刻】


ウサギやら仏頭等が安置されていました。
何か常人が分からないコンセプトがあるのでしょうか。




現代アートの走りでしょうか。(^^;


【仏頭】




何ともいえない顔をされています。


【牛頭】



【少年地蔵尊】




少年の地蔵尊は初めて見ました。
まぁ、何でもありです。(笑)


【仏像】



【仏頭】



【ヤクシニー像】










えーと、これは芸術なんでモザイクはかけません。(笑)


【獅子】



【ミトゥナ像】






ヒンドゥー教寺院の建築外観によく掘られるそうで、
インドの宗教は極端に禁欲苦行者がいる一方、
豊潤なエロティシズムの追求も重要とのこと。

勉強になります。(笑)


【石像】




女性の像ですね。






これもヒンドゥー教の影響が色濃く表現された石像です。




この踏まれているのは日本でいう餓鬼でしょうか。


【ミトゥナ像】




エロ表現極まれり。
凄い作品ですね~。
逆さまになっている男は女のアソコを触っているし。(^^;

浄土真宗ならいざ知らず、禅宗の僧侶が見たら卒倒しますね。








こちらもなまめかしい表現です。(^^;




これもよく見れば強烈です。

向かって右側はシックスナインをしてるし、
真ん中は正常位でヤってるし、左側はバックでヤってます。

昔の人もシックスナインやバックでヤってたのか。
うん、勉強になります。(笑)




これにてエロゾーン終了。

ここは子供と来たらアカンやつ。(笑)


【裸婦像】


これが普通に見えてくるわ。(笑)

エロゾーンの次は地獄ゾーンになります。
次回まで少々お待ちを。

ハニベ巌窟院 其の二(2022年9月3日参拝)

2022年11月05日 | 仏閣


象やライオンがいる広場から隆明殿という建物があります。
何とも言えない雰囲気だけど入ってみましょう。


【猿】


その猿、凶暴につき。


【彫刻】




これは何と言えばいいのでしょう。
裸の男女が馬に乗る彫刻です。

うん、これが芸術なんよ。
知らんけど。


【観音菩薩】


入口入ってすぐに観音立像がお出迎え。
そして所狭しに作品が安置されています。


【説明文】


彫刻家で初代院主の都賀田勇馬氏の事が書かれていました。


【彫刻】








これはインドっぽい感じで仏陀でしょうか。






義経っぽくない作品です。




桃太郎さん。(笑)












純粋かつフラットな気持ちで作品を見ましたが、
正直余り好きな作品ではありませんでした。

うん、これは単なる好みの問題。

さて、次回はいよいよハニベ巌窟院の真骨頂、メインです。
お楽しみに。

ハニベ巌窟院 其の一(2022年9月3日参拝)

2022年10月30日 | 仏閣
今日は仕事で小松空港に日帰りで行くので、
仕事前に恒例の寄り道でちょっとだけ寺社を参拝します。

小松市といえばずっと前から参拝してみたかった所があります。
それはインパクト大な仏様がおわすハニベ巌窟院です。

その余りにも巨大な仏様と洞窟の異様な仏像群によって、
ネットではおもしろおかしくB級スポットとして紹介されています。

とりあえず行ってみないと真実は分かりませんので、
この目で確かめたいと思います。


所在地:石川県小松市立明寺町イ-1
宗派:単立
御本尊:釈迦牟尼
創建:昭和26年(1951)
開山:都賀田勇馬
駐車場:無料


【縁起】
ハニベ巌窟院は昭和26年(1951)初代院主都賀田勇馬よって開洞されました。
戦後まもなく乱世を憂い世界平和と人類繁栄を願い黙々と仏をつくり続けて来ました。

ハニベとは昔、埴輪等土で彫刻を作る人を土部師(はにべし)と言い、
現在の彫塑家の事を言います・
ハニベ巌窟院は彫塑家のつくった洞窟のお寺と言う意味です。

ハニベ釈迦牟尼大仏の仏頭は世界平和を祈りつくりました高さ15mあります。 
仏頭建立は昭和58年(1983)高さ33mの大仏建立が悲願です。

石切り場跡の洞窟の長さは約150メートル。
初代・二代院主がつくりました不動明王をはじめ、
阿弥陀如来他おびただしい仏像群がところせましと安置され、
皆様を知らず知らずのうちに幽玄の世界に導いてくれることでしょう。


【杉津PA】




恋人達の聖地の一つとなっていますが、
ここから見る若狭湾が好きで北陸道を通る時は必ず見に来ています。

自宅から三時間半かかってハニベ巌窟院に到着。

大型の無料駐車場に車を停めていざ参拝開始。
ちなみに拝観料は800円です。


【ハニベ釈迦牟尼大仏】




これこれ、一度見たら忘れないインパクトあるでしょ。
確かにこれを見たらトンデモ寺院と思っちゃうよね。

何でも最終目標は33メートルの立像にするらしいが、
母親の為に巨大寺院を作った相互タクシーの会長ぐらいの財力が無いと厳しいでしょうね。


【水子堂】


仏頭の下に入って見ると驚きました。
堂内にはかなりの数の水子地蔵が安置されていました。

ここは私には無縁なので早々に立ち去り洞窟へ向かう。


【ハニベ釈迦牟尼大仏】




やっぱりもの凄いインパクトです。


【水子地蔵】





【御神馬】



【ハニベ釈迦牟尼大仏】




最終的にこのような大仏を作りたいみたいですね。
どっしりとした良い仏像だと思います。


【彫刻】


急に現代アートの彫刻が登場。


【境内】





【狛犬】





【石塔・石仏】



【石仏】



【水子地蔵堂】



【参道】





【建物】




この建物は宿坊のような感じですが何なのか分かりませんでした。




文字がよく読めないのですが、
諏訪大神というのは読めました。


【石仏】







【六体地蔵】



【境内】


軽く登りきった場所に何やら凄いモノが。


【象】



【ライオン】


これが純粋なお寺ならいかがなものかと思うけど、
ハニベ巌窟院を作った彫塑家の作品を展示するのはしゃーないです。


【仏像】
























えーっと、いちいち紹介するのが面倒くさくなるほど、
いろいろな仏像が安置されていました。


【彫刻】


こ、こ、これは一体?
ちょっとヤバい作品ですね。


【鐘楼堂】



【彫像】


こ、こ、これは一体?
あんた誰?(笑)

調べてみたら西田幾多郎という京都大学名誉教授で京都学派の創始者で、
加賀生まれの哲学者だそうで。

哲学とは無縁なので勿論知りませんでした。(笑)

長くなりましたので続きは次回。

大覚寺塔頭 覚勝院(2022年8月16日参拝)

2022年10月13日 | 仏閣


今日は五山の送り火の一つである鳥居形を大沢池から見る為に、
京都の大覚寺界隈にやってきました。

今まで送り火は人混みを避けて見に行って無かったのですが、
大沢池の灯籠と送り火のコラボが美しく実際に見たくなったわけ。

送り火は20時に点火ということで、
まずは刀剣の薄緑(膝丸)が特別公開されている大覚寺へ。

大覚寺前にある参拝駐車場は2時間以内は500円、
以降30分毎に100円かかります。

大覚寺だけならここに停めますが、
今日は夜まで停める必要があるので、
数百メートル離れた24時間400円の駐車場に車を停めました。

早速大覚寺に参拝といきたいところだが、
門前に小さな塔頭寺院があるので久しぶりに参拝することにした。


<2013年10月26日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/75254bfeb3c9d88b2d6136319396753d


所在地:京都府京都市右京区嵯峨大覚寺門前登リ町2
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:正平年間(1346-1370)
開山:不明


【縁起】
嵯峨天皇と弘法大師の出会いのお寺、旧嵯峨御所大覚寺、
その門前に残る唯一の塔頭寺院が覚勝院です。

大覚寺は嵯峨天皇の離宮嵯峨院にはじまり、天皇自らが神に仕え神をまつる寺とされ、
弘法大師との良縁をお持ちになった聖蹟の地であります。

また、鎌倉時代(1307)に後宇多法皇が大覚寺を再興され、
ここで院政をとられたので大覚寺を嵯峨御所と呼び、
御歴代が皇族であったために門跡寺院と言われています。

覚勝院は今から700年前に摂政、関白の子息が出家して、
法皇の法流を継承する院家の住坊として建立され、
天皇自らが神仏習合の祈願した寺だとされています。

そして今なお、嵯峨天皇の御こころと弘法大師空海の御教えを伝え、
嵯峨天皇の陵をお守りする聖舎大覚寺を守護するのが役割であり、
その使命を担っています。


【山門】



【本堂】




本堂は9年前と変わらず堂内に入ることは出来ません。

見どころは本堂しかないのだから、
せめて本堂は公開してほしいものです。

勝光院(2022年5月15日参拝)

2022年08月29日 | 仏閣
世田谷八幡宮から歩いて曹洞宗の勝光院へ。
ここは山門前の雰囲気が良くて行ってみました。

世田谷吉良家の菩提寺でもあります。


所在地:東京都世田谷区桜1-26-35
宗派:曹洞宗
御本尊:虚空蔵菩薩
創建:建武2年(1335)
開山:吟峰竜公禅師
開基:吉良治家
札所:世田谷三十三ヶ所観音霊場、玉川北百番霊場


【縁起】


曹洞宗大源派で多摩郡下恩方村心源院の末寺延命山と号し、
もとは臨済宗で金谿山竜凰寺といい、のち興善寺と改めたこともある。

この寺の中興2世観堂宗察和尚の時、
天正19年(1591)に将軍家康から寺領を30石与えられた。

建武2年(1335)に世田谷城主吉良治家が開基したものと伝えている。
開山は鎌倉建長寺の吟峰竜公禅師で文和3年(1354)になくなっている。
その後、天文15年(1546)吉良頼康が中興開基で、
法名を勝光院殿脱山浄森大居士といい、院号により興善山勝光院と改称した。

明治維新によって寺の所領および所有地の大部分が没収され、
勝光院は経済面で窮地に立たされた。
住僧の人数も減少した為、明治13年(1880)には禅堂(衆寮)を売却。

昭和期に入って山門や控室などを再建し、
昭和57年(1982)に書院や玄関等が旧状を留めながら大幅に改修を実施された。

墓地には吉良氏歴代の墓の他、幕臣広戸備後正之の墓がある。


【寺号石標】


写真に写っているように山門前に車は停められます。


【山門】




福井の永平寺の雰囲気を出したいという、
お寺の意向が感じられますね。

これが世田谷の住宅街にあるのを忘れるぐらい、
これぞ曹洞宗のお寺といった良い雰囲気です。


【石段】



【鐘楼堂】





【本堂】


境内もさすがに曹洞宗といった雰囲気で、
チャラチャラした気持ちでは参拝出来ない。

本堂も曹洞宗らくし閉ざされていました。


【庫裏】



【客殿】


これにて勝光院の参拝終了。

御朱印は現在もいただけると思いますが、
拝受するのはちょっと躊躇われる雰囲気も曹洞宗らしい。


【昼食】


東急世田谷線宮の坂駅近くにある蕎麦屋さんで昼食。

東京って鰻重と蕎麦のセットって結構ありますね。
関西ではあんまり無い組み合わせなんで頼んでしまいます。(笑)

豪徳寺(2022年5月15日参拝)

2022年08月23日 | 仏閣
今日は私の大切な女性の誕生日パーティがあるので、
東京の世田谷にやって来ました。

まぁ、このまま神社仏閣巡りをしないのはゴマラーらしくない。
そんな訳で世田谷区の寺社を軽く参拝します。

世田谷には以前から参拝したいお寺がありました。
それは招き猫で有名な豪徳寺です。

私は招き猫よりも美しい三重塔を見たくて、
ようやく念願が叶いました。

ちなみに豪徳寺は井伊家の菩提寺でもあります。


所在地:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来
創建:文明12年(1480)
開山:昌譽禅師
開基:吉良政忠


【縁起】
豪徳寺は芝高輪の泉岳寺の末寺で大谿山洞春院と号している。
寺伝によれは今から500年前は世田谷城内の小庵で弘徳院といい、
文明12年(1480)吉良政忠が伯母のために建てたもので、
その法号にちなんで弘徳院と名づけたといわれている。

開山は臨済僧馬堂昌誉。

その後天正12年(1584)門庵が住職となって曹洞宗に改めたが、
当時は本能寺の変の直後・戦国時代であったため寺は表徴した。

三世雪岑和尚の時、井伊直孝が大檀那となって、殿舎堂閣の新設や修復を行ない、
直孝がここに葬られてからその法号久昌院殿豪徳天英大居士にもとずいて、
豪徳寺と寺号を改め井伊家の菩提寺として現在に至っている。

昭和42年7月鉄筋コンクリート造りの本堂に改築した。
境内には桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓や、その忠臣遠城謙道の基もある。


【寺頭】





【木の根】





【参道】


世田谷にあるお寺ですが広い境内なのが分かります。

車はここを進んで行くと無料駐車場がありました。


【山門】


さすが井伊家の菩提寺だけあって堂々たる山門です。


【参道】



【大香炉】





【仏殿】






延宝5年(1677)建立されたもの。






阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒菩薩が祀られていました。


【三重塔】










平成18年(2006)に建立された若い塔ですが、
何百年も経っているかの如く渋く優雅な三重塔です。


【招き猫】





【門】



【招福猫児】



【灯籠】




東大寺のそれの小さいバージョンのような灯籠でした。


【法堂】




ちょうど法要が営まれており堂内を見ることは出来ませんでした。

昭和42年(1967)に建立されたもの。

法堂の後ろにある開祖堂は赤いコーンがあって、
近寄ることすら出来ませんでした。


【庫裏】





【赤門】


井伊家の上屋敷にあった長屋門を井伊家から寄進されたそうです。


【招き猫】







【仏殿】



【鐘楼堂】


梵鐘は延宝7年(1679)に鋳造されたもの。


【地蔵堂】






令和2年(2020)に建立されたもの。






新しく立派な地蔵堂を建てるだけあって、
祀られている地蔵菩薩も威厳がありましたね。


他に井伊直弼等の井伊家の墓所がありますが、
ちょっと墓地に行く気分では無かったので行っておりません。

そういう時もある。

これにて豪徳寺の参拝終了。

御朱印はありますがいただいておりません。

慈眼院(2022年5月3日参拝)

2022年08月18日 | 仏閣
岸和田界隈は地元に根ざした小さな神社仏閣が多く、
気軽に参拝出来るのが少ないので泉佐野市へ移動。

もっとも泉佐野市にも余り有名な神社仏閣はありませんが、
国宝の多宝塔があるのをご存じだろうか。

それはもう優美な多宝塔で国宝に相応しいものです。

その多宝塔を見ようと10年振りの参拝です。

<2012年5月4日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f7c081c2afc542d09195f9f4f1233427



所在地:大阪府泉佐野市日根野626
宗派:真言宗御室派
御本尊:薬師如来
創建:(伝)天武2年(673)
開基:覚豪
札所:仏塔古寺十八尊、和泉西国三十三箇所 客番


【寺前】


無料駐車場はこの前にあります。


【鐘楼堂】





【修行大師】



【寺号石標】



【本堂】



【庫裏】



【多宝塔】






えー、多宝塔を見るには事前予約が必要だったことを、
現地に到着してから思い出しました。

しかし、外からでも何とか見れるポイントがあるんです。

それは隣に鎮座している日根神社の参道横から見れます。






優美な多宝塔健在です。
本当に美しいですね。






文永8年(1271)建立されたもの。


【金堂】


鎌倉前期の1275-1332年に建立された重要文化財。

これにて慈眼院の参拝終了。
節分の日に多宝塔と金堂の御開帳をされていましたが、
コロナの影響で現在致していないようです。

再開されたらまた参拝したいと思います。


専念寺(2022年4月10日参拝)

2022年07月17日 | 仏閣
続いて先ほど参拝した専福寺の隣に専念寺というお寺があります。
とりあえず行ってみましょう。

所在地:東京都新宿区新宿6-20-6
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:茂天


【門前】


車は境内に停められるようですね。


【地蔵尊】





【六体地蔵】



【本堂】




専念寺の本堂と同じような建物ですね。
一緒の建築家さんかな。(笑)

こちらも残念ながら堂内は見れませんでした。


【石仏】



【桜】






これにて専念寺の参拝終了。

典型的な檀家寺のようですね。
御朱印は恐らく無いと思われます。

専福寺(2022年4月10日参拝)

2022年07月13日 | 仏閣
法善寺参拝の後は専福寺という真宗大谷派のお寺へ。

事前連絡では特に目立つお寺ではありませんが、
本堂が変わった建物なので寄ってみた次第。


所在地:東京都新宿区新宿6-20-9
宗派:真宗大谷派
御本尊:阿弥陀如来
創建:寛永8年(1631)
開山:宗泉上人


【法語】


なるほど。


【門前】



【参道】



【本堂】






浄土真宗系はモダンな本堂が多いですが、
こちらも洒落た本堂ですね。

残念ながら閉まっていましたが、
それは真宗系らしくないですね。


【手水鉢】



【上人像】


親鸞聖人や顕如上人には見えないので、
開山の宗泉上人かな。


【寺号石標】



【石仏】








専福寺の参拝終了。
恵心僧都作と伝わる御本尊を拝みたかったね。

御朱印は大谷派なのでございません。

大聖院五大尊寺(2022年4月10日参拝)

2022年07月07日 | 仏閣
先ほど参拝した西向天神社の真横に、
別当寺の大聖院というお寺があります。

そこにお寺があるのにスルーは出来ませんね。

所在地:東京都新宿区新宿6-21-11
宗派:天台寺門宗
御本尊:不動明王
創建:不明


【縁起】
天台寺門宗の寺院で、梅松山大聖院五大尊寺という。
本寺は不動院といって西向天神社の別当寺であった。

一説によれば寛正年間(1460年代)に牛込重次が創建したというが、
牛込氏に重次という人物は存在せず、同寺は中世には現在の春日部市にあったことが、
はっきりしているので確かなことではない。

西向天神の中興者が玄信大僧都であったことから、
本山派修験との関係が強かったことがわかるが、
大聖院も現在地へ移転する前から本山派に属しており、
移転後は同派の江戸番所を勤めている。

江戸時代の大聖院は聖護院門跡の直末として、
天台宗兼正大先達という位置にあり院家に準ずる格式であった。

明治維新時の神仏分離令で西向天神社と分かれたが、
その際、同社に伝わった文書類を継承し、現在でもそれを所蔵している。

主なものは天満宮由緒書、天満宮出自記、東大久保村地誌書上帳、不動明王縁起、
大聖院境内図書上、紅皿縁起などがある。


【天台寺門宗】
大乗仏教の宗派の一つで妙法蓮華経を根本経典とする。
高祖は中国南北朝時代から隋の時代の天台大師智顗(538~597)、
宗祖は日本平安時代の第5代天台座主の智証大師円珍(814~891)。
円珍は弘法大師空海の姪の子である。
総本山は長等山園城寺、天台宗寺門派とも呼ばれる。


【案内板】



【本堂】


小さい公民館というか集会所みたいな本堂です。
というか、恐らくご住職はいないんじゃないかなという風情です。

残念ながら内陣すら見れませんでした。
見どころが無いお寺だけに余計に残念ですね。


【扁額】



【不動明王】




台座の下に二体の童子と割れてる後背を見ると不動明王かな。

これにて大聖院の参拝終了。
御朱印は無いと思われます。

辯天宗冥應寺(2022年4月2日参拝)

2022年06月13日 | 仏閣
枚岡公園の桜は綺麗だったけど物足りなかったので、
見頃で人が少なく行きやすい所で桜を楽しめるのを調べたところ、
大阪府茨木市にある辯天宗という冥應寺に桜を見に行くことにした。

辯天宗は新興宗教ですが悪い印象は全くありません。
甲子園の常連である智弁学園が有名です。

お寺には大型の無料駐車場があります。


<2015年3月28日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/bfedd14f52f7313a117e94e303f069e8


所在地:大阪府茨木市西穂積町7-41
宗派:辯天宗
御本尊:大弁辯天女尊
創建:昭和30年(1955)


【辯天宗縁起】
辯天宗は大辯才天女尊を御本尊と仰ぎ、その神代としての智辯尊女を宗祖とする宗教団体である。
御本尊大辯才天女尊は天地の始め、陰陽の根元として、宇宙万有の総祖神として、あ
らゆる神仏を統括する総体であられる。

明治42年4月1日、ご本尊は無福の衆生に大いなる恵みを与えるべく、
尊女を現世にお遣わしになり、尊女の成長を待たれて後、昭和9年、尊女に
「水の心を心とせよ水の心のあるところ辯才天は常にそなたと共にあって現世苦業を滅するであろう」
との天啓を授けられた。

天啓を享けられた尊女は大和五條の十輪寺において、
神代として数多の苦衆に御神示を与え救いの道を示された。

こうして御本尊の御威徳と尊女のお助けに歓喜した人々は信仰の道に励むようになった。
 
昭和26年末御本尊より「これからは宗教としてあまねく一切を救え」との神示をいただかれた尊女は、
立宗を決意され、翌昭和27年5月13日、所轄庁より「真言辯天宗」の認証を得て、
26日の設立とともに自ら宗祖となられた。

この立宗を機縁に、以後、宗勢は拡大の一途をたどることになった。
昭和39年春、大阪茨木の地に冥應寺が落慶し、やがて各地に信者組織が確立されると、
尊女は自ら親教の御足を全国に記され、布教の大業を遂行された。


【冥應寺縁起】
茨木弁天として親しまれているここ桔梗丘の冥應寺は、
辯天宗第二の霊場です。

当地は北摂の地を治めた千眼寺の国分寺の跡地で、
千古の歴史を秘めています。

宗祖智辯尊女が大辯才天女尊の神示によって開創され、
当宗大阪本部が置かれており、関西一円はもちろん、
広く全国の信者の信仰の中心道場となっている。

本殿は福徳開運の神として知られる大辯才天女尊が奉祀されている。


【参籠殿】


今日は参籠殿の前に車を止めました。

信者さんの宿泊所です。


【信者会館】






ここの桜が良かったですね~。


【桜】









【信者会館】




一階は食堂や売店、休憩所がありますが、
コロナの影響で食堂は閉まり休憩所は電気が消されて暗かったです。


【桜】







【水子供養塔】




異彩を放つ塔は冥應寺を象徴する水子供養塔です。


【桜】





【手水舎】



【参道】



【本殿】





【教祖・大森智辯像】


普通はお釈迦様ですが、
こちらは教祖の像が安置され甘茶をかけました。


【桜】












まだまだ若い木ですが成長するともっと凄い桜を見せてくれそうで楽しみです。


【水子供養塔】




私は普段は水子関係は撮影しないのですが、
この供養塔は撮影せざるを得ない。

しかし供養塔の地下に入ることは出来ませんでした。


【桜】


















余は満足じゃ。
最初からここにくれば良かったよ。


【水子供養塔】


これにて本日の参拝終了。

大阪だと10本の指の一つに入る桜の名所だと思います。

今回も超強烈な萬国戦争受難者慰霊塔を見逃していたので、
いつの日か見に行かねば。

御朱印は書き置きがありました。

重願寺(2022年4月2日参拝)

2022年06月11日 | 仏閣
枚岡公園桜広場の横には重願寺というお寺があり、
大阪に9つある多宝塔のうちの一つがあります。

多宝塔って優美で見ていて癒やされるんですよね。

お寺までは歩いてだとハイキングになっちゃうけど、
無料駐車場があるので車でも大丈夫です。


住所:大阪府東大阪市山手町12-3
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:文録3年(1594)
開基:岸譽雲海上人
札所:大坂三十三箇所観音霊場


【遠景】



【桜】












この辺りの桜は満開でした。
青空だったら桜も映えるんだけどね。


【山門】



【風景】




大阪平野。
あべのハルカスもここから見えます。


【境内】





【桂塚】


第五世桂文枝さんが再建したもの。


【本堂】




本堂はいつも閉まっているようで、
いつか堂内に入って参拝したい。


k寺というお寺があり、
大阪に9つある多宝塔のうちの一つがあります。

多宝塔って優美で見ていて癒やされるんですよね。

お寺までは歩いてだとハイキングになっちゃうけど、
無料駐車場があるので車でも大丈夫です。


住所:大阪府東大阪市山手町12-3
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:文録3年(1594)
開基:岸譽雲海上人
札所:大坂三十三箇所観音霊場


【遠景】



【桜】












この辺りの桜は満開でした。
青空だったら桜も映えるんだけどね。


【山門】



【風景】




大阪平野。
あべのハルカスもここから見えます。


【境内】





【桂塚】


第五世桂文枝さんが再建したもの。


【本堂】




本堂はいつも閉まっているようで、
いつか堂内に入って参拝したい。


【多宝塔】






聖観世音菩薩が祀られています。

昭和41年に再建された若い塔ですが、
なかなか優美な多宝塔です。


【桜】










本日の桜の見納め。

やっぱり桜は良い。

ちなみに10年前に大きめの書き置きの御朱印をいただきましたが、
恐らく今も御朱印はいただけると思います。

各自ご確認を。

興正寺(2022年1月22日参拝)

2022年05月30日 | 仏閣
西本願寺の特別拝観を終え、
本日最後の参拝はお隣の興正寺です。


【築地塀】



【北小路門】


西本願寺と興正寺を隔てる門です。

さて、最後の参拝開始です。
約8年振りの参拝です。(遠い目)


<2014年5月1日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f5677ce1313c9e327afca0adefe26ff7


所在地:京都府京都市下京区堀川七条上ル花園町70番地
宗派:真宗興正派
御本尊:阿弥陀如来
創建:鎌倉時代


【沿革】
興正寺の寺号は、日本に仏教をひろめた聖徳太子の事績にちなみ
「正しい法を興しさかえさす」との意味が込められています。

創建は鎌倉時代にさかのぼり、当初は京都の山科に建立されました。
興正寺は創建後数年を経て山科から京都東山の渋谷へと移りますが、
その際、ご本尊が光を放ったことから、
後醍醐天皇より佛光寺の寺号を賜り名を改めます。
 
佛光寺の教勢は飛躍的に拡大し隆盛を極めました。
室町時代、蓮教上人は本願寺の蓮如上人と歩みを共にし、佛光寺を弟に譲り、
再び山科の地に多くの門徒と共に興正寺を興しました。

その後は本願寺と歩調を合わせ、度重なる移転にも常に行動を同じくしています。
桃山時代、現在の地へ移転し堂舎が隣接して建てられているのも
本願寺との深い関係を示しています。
 
また一方で興正寺には本山として独立しようとする気運も根強く、
明治九年、興正寺は独立した一派の本山となりました。

明治35年11月、不慮の火災により本堂その他、ほとんどが灰燼に。
この本堂は起工から実に128年の年数をかけ、日光の本廟・知恩院の三門とともに、
日本三建築の一つと称せられた壮大華麗な大伽藍でありました。

第二十八世本常上人は直ちに再建の工を起こされ、
明治45年、現在の両堂大伽藍が京洛の地にそびえ立つに至ったのであります。


【阿弥陀堂門】


明治45年(1912)の宗祖650回大遠忌を期して再建されたもの。


【山門】




こちらは堂々たる見事な門です。

明治45年(1912)の宗祖650回大遠忌を期して再建されたもの。


【御影堂】




明治45年(1912)の宗祖650回大遠忌を期して再建されたもの。
絶賛工事中で堂内に入れませんでした。


【阿弥陀堂】






こちらが本堂です。

現在の本堂は明治45年(1912)の宗祖650回大遠忌を経て、
大正4年(1915)に再建されたものです。


【御本尊】






南無阿弥陀仏


【内陣】









【紅梅】











【白梅】





【鐘楼堂】


安永3年(1774)の桃園天皇の13回忌に際し、
皇太后恭礼門院から梵鐘とともに寄進。
経蔵とともに明治35年(1902)の火災を免れた貴重なもの。


【経蔵】


孝明天皇より「法宝蔵」の勅額が下賜。
経蔵に勅額の下賜されたのは異例とのこと。

嘉永元年(1848)建立されたものですが、当時の門主は27世本寂上人。
叔母に新朔平門院がいて、彼女は孝明天皇の養母であることから、
その縁で勅額が下賜されたそうです。

これにて本日の参拝全て終了。

興正寺はスタンプっぽい御朱印があったと思いますが、
恐らく今もあると思われます。


【がんこ 西本願寺別邸】


西本願寺の聞法会館の地下にあるがんこで早めの夕食。
普通に美味しかったです。

西本願寺 其の二(2022年1月22日特別拝観)

2022年05月28日 | 仏閣


御影堂の参拝を済ませ特別拝観の集合場所である龍虎殿へ。


【龍虎殿】


龍虎殿は無料でお茶が飲めるし綺麗なトイレがあるので、
西本願寺を参拝した時はいつも利用させていただいています。

拝観受付を済ませしばし待つ。
その間も予約していない人達が拝観出来るか聞いていましたが、
既に予約の50名は埋まっており、その人達は拝観出来ず残念そうでした。

拝観時間が来て25名ずつの二班に分かれ、
私達はまずは御影堂で参拝。

さっき参拝したがな、と思っていたけど、
僧侶のちょっとした法話があって得した気分。(^^


【書院特別拝観】
特別拝観は全て撮影禁止。

虎の間、対面所、能舞台、白書院、虎渓の庭を拝観。
特に国宝の対面所が荘厳で格式の高さを感じる広間で、
本当に素晴らしいものでした。

拝観料2500円でも高く感じませんでしたよ。

これが撮影出来なくて本当に残念でしたが仕方ない。

https://www.hongwanji.kyoto/see/shoin.html

雰囲気は西本願寺のHPでご覧下さい。

特別拝観を終え、
もう一つ目の保養をしようと国宝の唐門を見に行くとしよう。


【【書院】】




こちらが先ほどまで入っていた虎の間を外から見た書院です。


【書院玄関】



【唐門】




















さすが国宝。

華麗でとても美しい。
日が暮れるまで見ていられるよ。


【書院】



【中雀門】



【大玄関門】





【大玄関】






これにて西本願寺の参拝終了。

次は飛雲閣を見たいものだ。

西本願寺 其の一(2022年1月22日参拝)

2022年05月26日 | 仏閣
妙心寺から続いて西本願寺へ。
今回は書院と能舞台の特別拝観があります。

西本願寺の書院はたま~に開催していますが、
私は初めて拝観するので楽しみです。

机の天板に庭のカエデが映り込む光景で有名な京都の瑠璃光院は、
拝観料が2000円だと行く気にならないんだけど、
西本願寺の拝観料が2500円と高額ですがやる気満々です。

西本願寺は大型の無料駐車場があり助かりますね。

決められた拝観時間にはまだ時間があるので、
今まで見ていない本願寺伝道院へ。


所在地:京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル門前町60
宗派:浄土真宗本願寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:天正19年(1591)
開基:顕如上人


【総門】



【本願寺伝道院】








旧真宗信徒生命保険株式会社本館で明治44年(1911)建立されたもの。

本願寺は築地でもそうですけど、
建物が独特なものを造られていますが、
これはまたイスラムと洋風が交じ合ったような建物です。

いつか特別拝観があったら行くとしよう。


【総門】




江戸後期建立の重要文化財。


【御影堂門】






江戸前期建立の重要文化財。


【阿弥陀堂】




宝暦10年(1760)再建されたもの。
国宝。

残念ながら絶賛工事中でした。


【大銀杏】



【阿弥陀堂門】






江戸後期建立の重要文化財。


【鐘楼堂】










鐘楼が重要文化財ですが、
これほどカラフルな鐘楼堂はなかなか無いと思います。


【境内】



【渡り廊下】



【喚鐘廊下】



【鐘楼】


現役です。


【板木】


こちらは僧侶が練習で今も打っているそうです。


【飛雲閣】






ここもいつかは拝観したいね。


【本願寺伝道院】



【埋め木】








職人さんの遊び心でこのような魚の埋め木がいくつもありますが、
その他に象や富士山とかあるそうです。

正直、職員さんに教えてもらうまで、
全く気づきませんでしたよ。

お暇な方は探してくださいね。(笑)

さて、長くなりましたので続きは次回。