ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

ブタがいた教室

2008-11-15 | その他
妻夫木聡主演の映画「ブタがいた教室」を観て来ました



新任教師の星先生がクラスに一匹の可愛い子ブタを連れて来ました。
「このブタを飼育して、大きくなったらみんなで食べようと思います」
というところから映画は始まります。

撮影の裏話として、子供達の台本のセリフ部分は白紙。
子供達は自分自身で感じたことをそのままディベートしていたので
嘘くさい演技感が無く、白熱したバトルシーンもありました。

ブタのPちゃんを「食べる」「食べない」で意見が分かれます。

途中、クラスの太田君の家が沖縄料理屋を営んでおり
沖縄と豚との関わりについて少し触れるシーンがありました。
「骨も畑の肥料にしたりして、頂いた命を無駄にしない」
父親の話を聞いた太田君は、Pちゃんに対する意見や考え方が
はっきりとしたものに変わっていきます。



この映画の元になった黒田先生の本です。



以前からTVなどで話題になっていたので知ってはいたのですが
これを機に、ちゃんと本も読んでおこうと思いました。

黒田先生は、あの大阪教育大学付属池田小学校にも赴任されていたことが
あったそうです・・・。
退任された後の事件とはいえ、大変なショックを受け
改めて命の大切さを伝えなければと、この本の出版に至ったそうです。


ご飯を食べる時には「いただきます」。
改めて、大切なことを学びました。