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感涙のデビュー戦、そして感動の8R

2010年11月13日 | BOXING
昨日はKSボクシングジムの二人のボクサーの試合が後楽園ホールで行われた。

私にとっては念願の初めてのプロボクシング観戦だった。

しかし、とても観戦とは呼べない。

まるで子供の発表会を見るように手に汗を握り我がことのように最後まで緊張した。

共にジムで一緒に汗を流してきた仲間への思いは応援に来たジムのみんな同じだった。




それはこれだけのメンバーが集まり結束したことが何より証明している。

軽く20人以上はいたはず。こんな応援他の選手にはなかった。





のぼりを掲げて二人を激励。



さあ、山口哲平、いざデビュー戦に出陣だ。




彼は落ち着いていた。

練習してきたこと以上の力を出せたと思う。

KSメンバー全員総立ちで大声を張り上げて応援した。




1RTKO勝ち。

輝かしいデビューだった。

勝者としてコールされる山口君は去年の夏初めて見たバイトで真っ黒に日焼けしたどこにでもいるただの若者ではもうなかった。



リングの上で輝く立派なプロボクサーだった。




そしてセミファイナルは我がジムのエース、須江伸太郎。



順調な滑り出しに見えたが3R目にダウン。しかし、驚異的な回復を見せ試合に果敢に挑んでいった。

ジムメンバー全員大声で「伸太郎」コール。みんな声が嗄れそうなほど精一杯応援した。




その思いは届いたと思う。でも相手の方が強かった。8Rの死闘の末、判定負け。

控室の階段を下りていく須江さん、地下から漏れてくる明りに照らし出されたその顔は

なぜだか美しかった。

戦い抜いた男の顔とはこのように美しいものなのかと驚いた。

私心のない、何もかも出しつくした淀みのない人間の顔なのかもしれない。

私はそう感じた。

二人からとてつもない感動と勇気をもらった。


ありがとう、そしてお疲れ様でした。