五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

5月中席春風亭一之輔真打昇進披露公演@国立演芸場

2012年05月12日 | 落語
50日間のお披露目のうち40日間が終わり、
10日はさんで、最後の興行が国立です。
披露目がない間だって暇なんかじゃない人気者だというのに、
倒れもせずたった1人でよく頑張ってきましたよね。
全然頑張ってる感じを見せないところがまたすごい!



『寿限無』朝呂久

『狸の鯉』金兵衛

『牛ほめ』柳朝

マジック:マギー隆司

『浮世床』圓太郎

『漫談』馬風

『二人旅』小三治

=仲入り=

■口上:柳朝・圓太郎・一之輔・一朝・馬風・小三治

『幇間腹』一朝

漫才:ゆめじ・うたじ

『初天神』一之輔


口上の進行役は柳朝師匠。
大病をされ病み上がりなのに大変だったでしょうね。
弟弟子とのエピソードを語り、こちらもちょっとホロッとしたら、
「一之輔が柳朝兄さんにもしものことがあったら、
7代目の柳朝は僕ですかねって言ってた」と圓太郎師匠が
すかさず笑いをとって、場を和ませます。
馬風師匠が調子こいた時の、小三治師匠の表情が、
微妙~に少しずつ変化するのがおかしくておかしくて。
三本締めの時にお約束のずっこけ。
わかってるけどやっぱり笑っちゃう。

その小三治師匠は出囃子が鳴っただけで大拍手。
出てきてお茶をひと口飲んでため息ついただけでまた拍手。
口上では、心底一之輔さんの実力を認める絶賛ぶり。
こんなに褒められてしまうと、これからが大変だなぁとも。
でも、そんなプレッシャーをもはねのける力はあるから大丈夫でしょう。

一之輔さんは「初天神」フルバージョンでたっぷり。
一時期、初天神にばかり当たりちょっと飽きたと思ってたけど、
今また聴くと新鮮。それにやはり確実に進化しています。
金坊とお父っつぁんの会話が、いつも話してる一之輔さん親子の
会話そっくりで、自然と写真で見た長男クンと一之輔さんの
2人を思い浮かべながら聴いていました。
きっと奥さんも初天神のおかみさんに似てるんじゃないかな。
おかしくてあたたかい一之輔さんの初天神はやっぱり最高です。


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