五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

11/19道楽亭らくごまつり2012秋「まっぴらごめん」@日本橋公会堂

2012年11月20日 | 落語
魅力的な顔付けなのに、空席が目立っていたのは、
月曜18:30開演のせいなのか、会場のせいなのか・・・。
テーマはなかったのに、終わってみれば”子ども”しばりになってました。

オープニングトーク

順番決めのグダグダトーク。これがまた面白いんだけどね。
白鳥さんだけ1人私服、しかもSWAのジャージ(笑)

『がまの油』春風亭一之輔

開口一番となった一之輔さんが、終演まで高座返しも担当。
次男さんの自宅立てこもり事件のマクラから、
初天神に入ろうとして、どうも入りそびれてしまったらしい。
しばらく逡巡した結果のガマの油。
くしゃみが可愛らしいのね。

『ピーチボーイ』春風亭ぴっかり

学研の雑誌に「ぴっかり」というのがあるそうで、
そこで落語の連載をすることになったとか。
演芸大賞の「反対俥」よりこの噺の方が合ってるなぁ。
ぴっかりちゃんの持ち味を無理なく活かせてると思います。
金坊がちょいブラックなところがいいね。

『恋する蛇女』三遊亭白鳥

池袋で出会った粋なご贔屓さんがくれたプレゼント、
それに対する雲助師匠のナイスなコメントに笑いました。
この噺は生で聴くの初めて!
同世代しか笑えないってことで、モロ同世代の私は腹抱えて笑いました。
「あごに何かついてるよ」「え?」「うーん、マンダム」
って久々に聞いたわ、そのギャグ(笑)

=仲入り=

『胎児』笑福亭たま

米朝全集丸覚えの小学生の話、
上方特有の小噺の披露、
・・・から、生まれる前の胎児が主人公の噺へ。
さすがたまさん、すごい発想ですね。
へその緒の仕草とか、胎児のポーズとか、
白鳥さんがやりそうなユニークな演出。
加えて上方らしい押しの強さでガンガン笑わせてくれました。

『子別れ』三遊亭天どん

「真打披露プレ興行」と一之輔さんに言われ、
しかもトリをとることになった天どんさん。
昇進を前に、こういうネタにも取り組んでいるんでしょうか。
いつものようにやる気のない感じで噺に入っていきましたが、
天どんさんの八五郎(ギャグのために熊じゃなく八にした)
これがなかなかイイんだわ。だめんずな感じがよく出てます。
脱力系なギャグをはさみながらも、ちゃんとホロッとさせるし、
鰻屋での八の挙動不審ぶりも実に面白い。
亀ちゃんの「うなぎが好きです!」も可笑しかったし。
天どんさん、本番ではどんなネタで来るのかな。
今から楽しみです。


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