五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

こしら一之輔ほぼ月刊ニッポンの話芸 第4回

2011年10月15日 | 落語
なんだかんだでもう4回目のこの会。
今のところ皆勤賞だけど、そろそろ成城へ行くのがつらくなってきた。
成城で終演22時は、ちょっときつい。せめて19時開演ならいいんだけど。

『三軒長屋』立川こしら

例によって約30分はまくら。
先月のアフタートークで真打昇進の話をしてたら、
翌日に昇進が決まったため、一之輔さんを嘘つき呼ばわり(笑)
でも、本当に知らなかったそうです。一朝師匠も・・・。
「真打決まると来る時間が変わる」「楽屋で自分が出てる新聞見てた」
と、ギリギリに楽屋入りした一之輔さんをいじるいじる。
(一之輔さん、この日はハードスケジュールだったんだけどね)
「これ以上言うと悪口になりますから」と言った途端、
舞台の袖からアンダーシャツにステテコ・足袋姿の一之輔さんが
「悪口だよ!」と顔を出す場面も。

「悪ふざけするので、どうしても我慢できない方は手を挙げてください
三人以上になったらやめますんで」と、落語に入ったのはいいけど、
これがもう放送禁止必至の脚色でして・・・(^_^;)
三軒長屋の原型をほとんどとどめてないというくらいでした。
一之輔さんいわく「三軒長屋というよりキ○○イ病棟」
ワタシ的には面白かったけど、手を挙げたかった真面目な方もいるかな?

=仲入り=

『つる』『子別れ』春風亭一之輔

毎回嫌々な風を装っているけど、実は結構楽しんでるみたいです。
今回ははっきり楽しいと発言していました。
意外と、自身でも気付かない一面を引き出している会なのかも。

1席目はまさかの「つる」
小噺でも終われるこの前座噺を、一之輔さん流に肉付けして、
爆笑ネタに仕上げていたのはさすがとしか言いようがありません。
こんな「つる」初めて聴いたよ。

2席目は子別れの下。正直この噺あまり好きじゃないんだな。
熊五郎はそんなに簡単に改心できるものなのか、とか、
おかみさんは過去の過ちをそんなに簡単に許せるものなのか、とか、
私なら絶対復縁しないなー、復縁したらまた戻りそうじゃん、とか、
でも当時はバツイチは肩身狭かったろうな、とか、
なんかあれこれ考えちゃって邪念が入るので集中できず感情移入できんのです。
一之輔さんの子別れは2度目だけど、うーん、やっぱり聴き入っちゃうな。
感情移入はできないけど、芝居見てるみたいで引き込まれる。
1か所だけ、亀が靴買いたいってところは弱いんだけど・・・(T_T)

■アフタートーク:広瀬和生 こしら 一之輔

子別れ聴いた後だけに、ステージママ:広瀬さんと、こしらさん・一之輔さんの
3ショットが、やんちゃな息子を囲む親子に見えてきた(爆)
一之輔さんも真打昇進決定したけど、こしらさんも真打昇進トライアルで
今のところ最高得点でリーチがかかってる。
今月の一門会で決まるので、今後のこの会もちょっと変わってくるかも、
という話でした。
立川流と落語協会の話、一之輔さんが志らく師匠との会を控えてるので、
どういうトークをしたらいいかという話、松岡社長の物真似まで出て、
話は尽きず、ギリギリ22時ちょっと前に終演しました。


「成城風月堂」は、またもや貸し切りで落ち着くわ~。
ここにはゴーフルとか売ってないってことに昨日気づく。
っていうか、ラインナップが普通の風月堂と全く違うんですねぇ。