五月乃家

へい、ご案内!(某師匠のHPをパクってみました)

一青窈 premium acoustic tour’09

2009年06月18日 | LIVE・イベント感想文


久々に一青窈さんのライブへ行ってきました
場所は東京厚生年金会館。駅から遠いんだよねぇ・・・。

2階席だったんですが、関係者が多く、
私の席の少し前一帯が、一青家親戚一同席になってて、
じいちゃんばあちゃん率が高かったです。
手拍子が全然ズレてるのが、見ててかわいかった
お姉さんの一青妙さんもいらっしゃいました。
帰りにロビーに出たら、川江美奈子さんもお見かけしました。


今回は名ブロデューサー2人と一青窈による、
非常に贅沢な、まさにプレミアムなライブでありました。

ステージの上には、大きな額縁。
その額縁に収まるように、ピアノやKbがあり、
一青窈自身も額縁の中で歌います。

そして、バックには3つの額縁。
その中に映し出される写真や映像がとても素敵でした。
ときには、ご本人たちも映るんですが、
武部さんは、頭頂部から映さないであげて~~

なにげない日常も、額縁に入れると素敵なものに見える。
・・・とかなんとか言ってましたけど、確かにそうですね。
美術館で、額縁に入ってると「アートなんだ」と納得してしまう。
子供の落書きだって、前衛的なアートに見えるかも。

小林武史さんのことは、スキャンダルになったとき、
「オヤジのくせにロン毛でスカしたいけ好かないヤツ
と私は毛嫌いしてて、今日のライブでも、やけにサラサラしたロン毛を
かき上げる仕草を見ながら、「ゲッ!気取っててキモッ!」と、
ちょっと悪意のある目線で見てたんですが・・・

音楽は本当に素晴らしくて、完敗・・・(何に?)
だてに大物アーティストのプロデュースしてないです。

それに、武部さんと2人のトークコーナーになったとき、
すごく気を使って一生懸命喋ろうとしてるのに、
全然盛り上がらないのが、非常に面白かったです。
25年くらい前からお互い知っていて、一緒に仕事もしたことあるんですね。
ちょっと、小林さんの見方が変わりましたね。
でも、やっぱりロン毛はやめたほうがいいと思う(笑)

さて、演奏はなるべくシンプルなのが好きで、
特にピアノが好きな私にとっては、お宝ライブでした。
武部さんはピアノ一台であらゆる世界を奏でちゃいます。
どんなオーケストラもバンドもかないません。
小林さんとのセッションもまた素晴らしくて・・・
こんな贅沢な伴奏はないぞって思いました。

「翡翠」から始まり、お馴染みの曲たくさん
わりと古めの曲が多いのも、またうれしい。
ほかに歌詞を提供したSalyuの楽曲のセルフカバーも。
何を歌っても相変わらず「一青節」になっちゃいますねぇ。
舞台「箱の中の女」の曲も良かったです。

昭和歌謡風の新曲、すっごい好き!
昭和の衣装やメイクで歌ってほしい~

最後に披露したリハーサル中に3人で作ったという曲。
自殺を考える人へのメッセージが込められているという、
深イイ曲なんですけど、最後に聴いたせいか、
帰り道、ずっと頭の中で流れ続けていました
(でも、もう忘れた・・・笑)

このライブの模様は、8月(たぶん10日頃だそうです)
NHKBSでオンエアされるそうです。
興味のある方は、是非見てみてくださいね!!