(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

スペイン トレドの影にクエンカあり

2005-03-15 | スペイン
タホ河が作った丘の上に出来た城塞都市トレドとクエンカ
どちらも世界遺産に登録されています。

しかしクエンカは、観光地としての人気度ではトレドに大きく差を付けられてしまっています。

まさに光と影。
金閣と銀閣、長嶋と野村といった関係なのです。

トレドはマドリッドから1時間なのに対して、クエンカは2時間半。
都市の規模的にも、トレドの方が上です。
だからマドリッドからちょっと日帰りでという観光客は、みんなトレドに向かいます。
ああ、可哀そうなクエンカ

しかしです。
中世都市の雰囲気を味わいたいなら、正直観光客だらけっていうのも醒めると思いませんか?
観光客でごったがえすトレドと違って、いい感じに寂れたクエンカには渋さがあります。

そしてこじんまりとしているので、徒歩で回れます。

「トレドを捨ててクエンカに行け」とまでは言いません。
でも時間があったら、同じようなところだと思わないで、是非クエンカにも足を伸ばしてみてください。

僕的には クエンカ > 日帰り客が帰った後のトレド >>> 昼のトレド
だったので。