1046年から1138年までイエメンの国を治めたアルワ女王。
彼女は夫であった王に、まずサナアを見せ、「御覧なさい、見えるものは剣の光と野蛮な刀、それに槍の穂先のみです」と言ったあと、ジブラを見せ「御覧なさい、見えるものは羊飼いそして油と蜂蜜の壺を持っている人ばかり・・・」と言い、彼に遷都を決意させたそうです。
確かに緑豊かな山あいに広がるジブラの街並みは、今でものどかで平和な雰囲気を持っています。
しかしです。
この街の子供達はかなりすれてます。
彼らの挨拶は「ハロー」ではなく「マネー、マネー」。
この観光すれ具合はスラー以上かも知れません。
現在の世に、アルワ女王がいたら、まずジブラを見せ、
「ごらんなさい、見えるものは金目当ての者ばかり」と言って悲しんだかも知れません。
欲は人を変えてしまいます。
国の都になったあとも、ジブラは羊飼いと蜂蜜の街であったのでしょうか?
もしかしたら、当時のサナアのように、すぐに剣と槍の街になってしまったのかも知れません。
観光客が落とすお金がジブラの子供達を変えてしまったように。
欲と言うのは求めると、どんどん深みにはまってしまいます。。。ね・・・。
私も高いところからの景色好きです(・・笑)
私はIbbの子にとても親切にしてもらいました。お土産までもらっちゃった~
日本の近年の整然とした
無機質な建築物とは対照的ですね
地震で壊れてしまいそう・・。
地震の多発地帯ではないのでしょうか。
あまり聞かないですね(^^♪
子供たち戦後の日本がそうだったって
聞きますが・・。何の疑問も無いの
でしょうね。
観光客が、変えてしまったような感じがして。
欲は・・・怖いですね。
素敵ですよね。
建築の仕事してると、倒れそうで倒れない不恰好な建造物に憧れます。
なんか、平べったい建物が山間に並ぶ姿が素敵!
重い言葉です。
こんな所にも、資本主義経済の力が押し寄せているのでしょうか?
山間にニョキニョキ建っているのに不自然じゃない。
歴史の賜物でしょうか?
子ども達がお金に対してあからさまなのはやはり悲しい気がするけれど・・・。
色が地味な分窓の鮮やかな色が映えて綺麗ですね。
人の価値観って何をきっかけに変わるんだろうなぁ。
長い時間を通して変わるのか、何かをきっかけに変わるのか。
長い間守っているものもあるけど、変わっていくものもあるのですね。