散るも華、散らぬも華

以前、ＧＷに北東北を周ったときの話です。
桜の名所として有名な弘前城に行く前の晩に雨が降り、桜の花を全て散らしてしまったのです。

「昨日まではきれいだったんだけどねぇ」と食堂のおばさん。
たった一日違いなのに、本当についていません。

肩を落として城に向かったときに、僕の目に飛び込んできたのは桜色の外堀でした。
雨で落ちた花びらが、水面をうめていたのです。

一気に落ちたからこそ、花びらが古くならず、この綺麗な色になったのだと思います。

咲き誇る姿は見れなかったけど、散らないと見れないものを僕は見ることが出来ました。
ついてないようで、実はすごくラッキーだったのかも知れません。

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明日、僕は出張の移動日を使って、京都に寄り道します。
事前調査もして、見頃の場所もチェックし、だいたいのコースも決め、準備万端でした。

ところがです。
台風並み強風、列島大荒れ　気温上昇 (共同通信) - goo ニュース

千葉でも昨晩から今朝にかけて強風が吹き荒れました。
果たして京都の紅葉はまだ残っているのでしょうか？

なんでこんなときに季節外れのミニ台風が来るのでしょう。
でも普段無いことだからこそ、もしかしたら普段見れないものが見れるかも知れません。

そんな淡い期待を込めて、明日は早起きして京都に行ってきます。