映画「アレクサンダー」の公開を前にして、最近アレクサンダー大王関係の番組が目につきます。
その英雄アレクサンダーと対にして語られる悲劇の人がペルシア帝国最後の王ダレイオス3世です。
映画ではどのように扱われているかわかりませんが、ダレイオス3世の評判はあまりよくありません。
贅沢だったとか、気が弱かったとか、戦下手だとか、神のように称えられているアレクサンダーと正反対の評価を受けています。
質素で勇敢な勝者と、贅に溺れた腰抜けの敗者。
源平合戦の源氏と平家しかり、中国のモンゴルと宋しかり、
勝者と敗者の歴史は、勇者と腰抜けの歴史でもあるのです。
でも考えてみてください。
文化的で教養のある腰抜けって悪いことなのでしょうか?
贅沢と言っても、それを責められる日本人はいないでしょう。
勇者と言われている人たちだって、実はただの凶暴な野蛮人だったのかも知れません。
そんな勝者も、やがて敗者が育てた文化に染まり、生きる楽しみと死への恐怖を知り、かつて自分達が葬った腰抜けたちと同じ運命を辿っていくのです。
それもまた歴史の真理。
腰抜け死すとも文化は死せず。
肉を切らせて、骨を絶つ。
ペンは剣より強しなのです。
敗者として散っていた数多くの腰抜けたち。
彼らが身を犠牲にして伝えてきた文化を、僕達は今楽しんでいます。
悲劇の王ダレイオス3世を思いをはせつつ、
今夜は愛すべき腰抜け達に乾杯!!
その英雄アレクサンダーと対にして語られる悲劇の人がペルシア帝国最後の王ダレイオス3世です。
映画ではどのように扱われているかわかりませんが、ダレイオス3世の評判はあまりよくありません。
贅沢だったとか、気が弱かったとか、戦下手だとか、神のように称えられているアレクサンダーと正反対の評価を受けています。
質素で勇敢な勝者と、贅に溺れた腰抜けの敗者。
源平合戦の源氏と平家しかり、中国のモンゴルと宋しかり、
勝者と敗者の歴史は、勇者と腰抜けの歴史でもあるのです。
でも考えてみてください。
文化的で教養のある腰抜けって悪いことなのでしょうか?
贅沢と言っても、それを責められる日本人はいないでしょう。
勇者と言われている人たちだって、実はただの凶暴な野蛮人だったのかも知れません。
そんな勝者も、やがて敗者が育てた文化に染まり、生きる楽しみと死への恐怖を知り、かつて自分達が葬った腰抜けたちと同じ運命を辿っていくのです。
それもまた歴史の真理。
腰抜け死すとも文化は死せず。
肉を切らせて、骨を絶つ。
ペンは剣より強しなのです。
敗者として散っていた数多くの腰抜けたち。
彼らが身を犠牲にして伝えてきた文化を、僕達は今楽しんでいます。
悲劇の王ダレイオス3世を思いをはせつつ、
今夜は愛すべき腰抜け達に乾杯!!
多く公開されてますよね。
『アレクサンダー』狙ってます(笑)
アキレスも勇者でしたが、相当なハネッかえり。
その時代にいないと、分からない事も多いけど、当時の文化を振り返って楽しめることは
学者たちに感謝です。
1枚目の写真、凄く良いですね!!!
歴史って勝った者が伝えていくものなので、敗者に厳しいけど、「アレクサンダー」でも「トロイ」のように、敗者側もしっかりと描いてくれればと思っています。
1枚目気に入っていただけて嬉しいです。
僕もAquaさんの空シリーズ大好きです。