(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

イスファハン 黄金の光につつまれて

2004-10-07 | イラン

 窓から差し込む光を浴びて輝く黄金のモスク。
 それがアッバース1世の命によって建てられた王室専用のモスク、その名もマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラーです。

 イマーム広場のモスクといえば、孔雀が羽をひろげたような鍾乳石飾りを持つイマームモスクが有名ですが、豪華絢爛さでいえばマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラーの方が上。王室専用のモスクというだけあります。

 このモスクの見所は黄金に輝くモザイク模様
 外の喧騒とは別世界の静寂の中、壁にもたれて金色に光るドームを眺めていると気持ちが静まり、心が清められたような気がしてくるから不思議です。

 静寂。そう、とっても静かなのです。
 なんと観光客が全然いなくて、20分程の間この贅沢な空間を独り占め

 まさに至福のときでした。

 きっと王たちも、疲れた心を癒すために、一人静かにこの場所で瞑想に浸ったのではないかと思います。

 皆さんも是非、タイミングをみはからって、この黄金のモスクを占有し、王様気分を味わってみてください。